『おおきな木』 

著者:シェル・シルヴァースタイン 本田錦一郎

出版社:篠崎書林



最近、ふと思い出して読みたくなった絵本。

子どもの時は、木がかわいそうで

なんだかとてもせつなくなった覚えがあります。

中学か高校時代に再び読んだ時は

自分勝手な男の子に対して、腹立たしい思いでいっぱいだったよーな・・・



自分が “男の子” だった時を経て

“木” の立場になった現在、これを読んだら

いったいどんな気持ちになるのだろうか。

きっと、今だったら、“木” の気持ちが

なんとなく、わかるような気がする。



人間は “木” に育てられて

次は自分が “木” になるんだ。

きっとそうだ。

そうやって、営みを続けていくんだ。

これからも、ずっと。