城崎温泉を訪れた文人・墨客
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菅沼奇淵(すがぬま きえん)

江戸中期の俳人(1765~1834)。大阪を中心に、西日本で活躍。

大阪芭蕉俳壇の重鎮として、『松風会』『花市会』などを刊行。

1804年に山陰地方への行脚の途中に城崎へ来訪。


鴻の湯や 親子時雨るる かさのかげ


城崎温泉の発祥の地 鴻の湯の前に文学碑があります。
城崎温泉を訪れた文人・墨客

城崎温泉を訪れた文人・墨客
 

向井去来

松尾芭蕉の門下で、蕉門十哲の一人。1651年生から1701年没。

まんだら湯から一の湯の間にある通称木屋町通りに歌碑があります。

4月には満開の桜並木になります。


城崎温泉を訪れた文人・墨客湯の山や あけゆく松の 花くもり





城崎温泉を訪れた文人・墨客












城崎温泉への宿泊は錦水

与謝野晶子・寛

明治・大正期に活躍した歌人・詩人夫婦。城崎温泉には夫婦で昭和5年に訪れています。

二人の歌碑は、一の湯横にあります。


ひと夜のみねて城の崎の湯の香りにも 清くほのかに染むこころかな  与謝野 寛


日没を円山川に見てもなほ 夜明けめきたり城の崎くれば         与謝野 晶子

城崎温泉を訪れた文人・墨客


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