6月23日開会された議会は早くも終盤です。台風2号による6月2日の豪雨がもたらした災害の復旧費が急ぎ上程され、農業、漁港、河川(和田川)、道路、下水各分野合わせて1億2288万円です
主に和歌山市の南東部に集中した災禍の復旧は未だ続行中で、浸水した家屋や側溝、水路の復旧は個人の手でこつこつと作業が続きます
ほぼ全戸が浸水被害を受けた紀三井寺団地はあくる日(6月3日)から泥まみれの床下、道路を取り敢えず清掃する作業が急ピッチで進められました
川の流量が収まってきたのでほっと一息
掃除の後の泥はどうしても道路側溝に流れ込み排水不能になりますが、泥上げのために側溝を覆うグレーチングやコンクリート蓋を外す作業は個人の手には余り、行政の力が必要になります
程なく和歌山市社会福祉協議会が災害復旧ボランティアを募集、派遣してくれました
午前8時に集合してくれたボランティアの皆さんの姿は本当に頼もしく、有難かったです
和歌山市社会福祉協議会から届けられた作業中のボランティアの方々の写真
感謝
開会中の議会で、このような活動があったこと、有難かった旨伝えると共に、ちょっとした雨の度に遊水地となる住宅地域への行政力の手当を訴えています
和歌山市議会議員 北野 均