今回の2020B、Zoom講義は、解剖生理学(2)
講師は伊藤 樹史(たつし)先生です
前回はデルマトームに外せない「痛み」について習いましたが、
今回はデルマトームの歴史についてやどうやって使っていくか教えていただきます。
まず、デルマトームの理解に欠かせないのは
「脊髄神経」
椎骨に関係する神経です。
首の骨(頸椎)は7つありますが、神経は8つあります。
これは、第1頸椎のみ、上からも出ているからです。
胸椎、腰椎、仙椎、尾骨はそれぞれ下から出ていますので、数としては等しくなります。
デルマトームの理解で特に把握しておきたいことは脊髄神経の後枝と前枝です。
従来のデルマトームは内臓のツボがぴったりと合いませんでしたが、新デルマトームでは内臓のツボがぴったりと合います。
スライドでは、歴史的なデルマトームの表をたくさん見せていただきました。
デルマトームの理解で特に把握しておきたいことは脊髄神経の後枝と前枝です。
従来のデルマトームは内臓のツボがぴったりと合いませんでしたが、新デルマトームでは内臓のツボがぴったりと合います。
スライドでは、歴史的なデルマトームの表をたくさん見せていただきました。
1900年頃の表も出てきました。
日本でも1938年頃に作った方がいたようです
ただ、ほとんどが棘突起の記載がないため、臨床応用には向かないそうです
デルマトームでも棘突起の位置確認は大切
デルマトームでも棘突起の位置確認は大切
とおっしゃってました。
また、Kellgrenが1939年頃にしていたのは、
「古いけど面白い研究」
とのことで、詳しく紹介してくださいました
皮枝の神経起源が、C1(第1胸神経)の場合、
棘突起周辺の分布は、T1~T2(第1~第2胸椎)の間になる。
皮枝の神経起源が、T12(第12胸神経)の場合、
棘突起周辺の分布は、L5~S1(第5腰椎~第1仙椎)の間になる。
ぜひ、デルマトームを臨床で役立てていける身体均整師になりたいですね
ぜひ、デルマトームを臨床で役立てていける身体均整師になりたいですね
以上、Zoomオンライン講義ブログ
担当 青柳でした。
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