8/26(月)
筋肉操縦法(9)
講師は
田中 菜穂美先生
夜間コースも折り返しの時期となりました
月日が経つのは早いですね
繰り返し「観察・調整・確認」
の練習をすることで
感覚を磨いていきます
今回は7つの操法をおさらいしました
(助講師も練習に参加させていただきました!)
そのうちの
「3-10棘下筋・僧帽筋・大胸筋」
の操法をレポートいたします!
五十肩のお悩みに、とっても使える操縦法です
腕を後ろ回しして、しにくい方を見つける。
左腕が右に比べて腕が上がらず動きにくいため
左を調整します
受者の小円筋をかるくつかむ。
(五十肩の場合、つかむととても痛いので
やさしく触れましょう!)
もう片方の手で手首のあたりを把持する。
↓
受者の腕を下から上に大きく回していく。
↓↓
受者に集約拳をしてもらう。
※集約拳の握り方...人差し指と中指、親指、薬指と小指の順番でグーを作る
↓↓↓
受者の肘は少し内側
(ここがポイント!)
腕を脇につけるようにした状態で固定。
前腕を斜め手前に押し出すように
抵抗してもらう。
吸気の頂点でパッとゆるめる。
これを3〜5回反復する。
後ろ回しの動きが均整に整いました
こちらは同じ操縦法を側臥位で試してしている
ところです!
みなさん色々と工夫して練習されていました
筋肉操縦法は大技が多く
受者も整者もするのが難しい体勢もありますが、
例えば腕が挙げられない時は皮膚のあそびをとって張力をだすなど、工夫をする方法も田中先生からアドバイスもいただきました
筋肉操縦法も残すところあと2回!
最後の講義で実技と筆記のテストがあります
(落とすテストではありません)
筆記テストで出るもののひとつ
ローテーターカフ(rotator cuff)について
ローテーターカフは肩甲骨に起始し、上腕骨に停止する筋肉なので、肩関節の様々な動きを司るだけではなく、肩関節の安定性を高めるという
とても大切な役割を担った筋肉群です
肩関節の内旋・外旋といった動きを司り、
その薄い腱が上腕骨頭を覆うように停止しているため『回旋筋腱板(かいせんきんけんばん)』
と呼ばれることもあります。
たくさんあって大変ですが、
筋肉も少しずつおぼえていけるといいですね
来週もたくさん練習いたしましょう
2019B/助講師 上田
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