30Aクラス6月29日の講義は12種体型④です。
前半の講義からすこし開いて、後半の応用編に入っていきます
講師は西脇幸宏です
前回までは、基本となる背面(胸椎、腰椎)への調整でした。
うつ伏せでの調整で整って見えても、仰向けになったときにまた歪みが見えることがあります。
そもそも、うつ伏せの姿勢が取れなかったり、脊椎への刺激が無理な方もいるかもしれません
というわけで、本日は経絡、特に募穴を使った体型調整を学んでいきます
まず、十二種体系の関連椎骨と経絡の関係を考えていきましょう
椎骨と経絡の関係といえば、背兪穴ですね
・肺…胸椎3番
・心包…胸椎4番
・心…胸椎5番
・肝…胸椎9番
・胆…胸椎10番
・脾…胸椎11番
・胃…胸椎12番
・三焦…腰椎1番
・腎…腰椎2番
・大腸…腰椎4番
・小腸…仙椎1番
・膀胱…仙椎2番
これに五行と当てはめていくと、経絡と12種体系を関連付けた表ができます
実際に経絡を使った体型調整をやってみます
この受講生では左右の動きのアンバランスが目立ちますね左屈に制限があります。
胆と子午の組み合わせである心経の募穴、巨闕を使います。
先ほどチェックした胆経の緊張がゆるむ程度の圧やりましょう
写真では受講生が緩むのを確認しながら調整していますね。
その後、胆経の募穴である日月を調整します。
理屈さえ分かっていれば色々な調整法で狙えるのが均整法です。
やり方は色々ですが、自分の得意な施術で勝負すると良いでしょうね
つづいて回旋型の調整です。
回旋型に対応した経絡を確認すると、肺と膀胱になりますね。
膀胱の募穴である中極を使います。
肺経の緊張が緩む程度に中極を圧していきます
どの程度で効いてくるかは個人差がありますので
、この緩む程度に圧するというのが大切です
12種の調整だけでも頭がパンパンになるかもしれませんが、こういった相関関係を理解できると施術の幅が広まり、自分で色々と応用もきかせられるようになりますよ
30Aクラス助講師 稗島昇平
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