重心が左右・前後どこに位置しているか?
カラダの観察や調整において、重心の位置を確認することは大切ですね
バイオメカニクスの世界では立派な機械で計測できますが、機械を用意するのは大変
そんなとき、どこで重心の位置を確認するか三浦先生が紹介して下さいました
こちらをご覧ください
直立二足歩行をする人間は、腸骨稜がサルやイヌなど、他の哺乳類に比べて発達しています
腸骨稜がなぜ発達しているかというと、直立姿勢を保つために必要な筋肉が、腸骨稜に付着しているため
逆に言うと腸骨稜に付着する筋肉が発達していないと直立姿勢は保てない
つまり、腸骨稜に付着する筋肉が立位姿勢を保つために重要ということです
観察する筋肉は、大臀筋と大腿筋膜張筋
重心が前にかかると、大腿筋膜張筋が緊張し、
逆に重心が後ろにかかると大臀筋が緊張してきます
右に重心をかけると右の大腿筋膜張筋と大臀筋が緊張し、左重心になると左の大臀筋と大腿筋膜張筋が緊張してきます
つまり、大腿筋膜張筋が張っていれば前重心、大臀筋が張っていれば後重心、
さらに、その左右差を確認することで左右どちらに重心があるか判断できるということです
そしてこれらの筋肉を調整することで偏った重心のバランスを整えることにつながります
ブログ担当、
小室知貴(身体均整師/理学療法士)
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