それでは肩の動きから観察していきましょう
首の自他動操縦法なのに肩の動きを見るんですか肩を動かす筋肉は首から出てくる神経によって支配されているから、首の調整で肩の調整になるんですね
動きも大切ですが、触った感じも大切ですよ
まずは自動法で調整してみましょう
ちなみに均整法では、
肩鎖関節➡︎頚椎○番
胸鎖関節➡︎頚椎○番
肩甲上腕関節➡︎頚椎○番
と関連していると言われています
身体均整法の99ページを参照して下さい
左右で比べてみると、動きが悪い肩は動きが良い肩に比べて変に出っ張ったりゴツゴツした感じがします
実際に肩の動きの悪い関節と関連した頚椎を確認すると、変位が確認できます
後は関連した頚椎を調整することで、肩の不調・首の不調を調整できるんですねまずは自動法で調整してみましょう
いろんなポーズをとっていますがこれにも意味があるんですね
ちなみに上の写真は頚椎5番を緩める自動操縦法です
もちろん他動的にも調整します
首の動きを観察して、痛みや可動制限がないかチェックしましょう
さらに動きの制限になっている頚椎を観察しましょう
頚椎の観察はなかなか難しいですね
動きの制限部位が特定したら、調整です
まずは回旋させます
つぎに側屈させて、
親指全体を調整する頚椎に当てましょう
手だけで操作しないで、身体全体を利用して操作しましょう
最後は前後のどちらかに動かして、深呼吸をさせて呼吸を利用して硬い頚椎を緩めましょう
頚椎の調整が出来ると、頭頚部の不調や内臓の不調まで、調整の幅が格段に広がります
是非ものにしたい調整ですね
ブログ担当、
小室知貴(身体均整師/理学療法士)
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