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倉橋の火山に登ってみて良かったことといえば、光のカーテンをゆっくり見ることができたこと。
そして、人と出会ったことです。

上の写真は、安居島(あいじま)と小安居島。松山行きフェリーも見えました。
蒲刈からみると横に並んでいるように見える二つの島ですが、こんな位置関係にあります。



しばらく景色を眺めて、曇り空の隙間から太陽が指すのを見ていると寒くなってきました。
そして、一瞬こちらに光が当たるととても温かい。

一緒に登っていた人が言いました。「太陽はありがたいねぇ」
これを自然に言える人というのは僕にとっては珍しい出会いなのです。
あー、こんな人がいるんだと感心しました。



「これ、あげましょう」と差し出してくれたのは、真ん中に白いクリームを挟んだ
クラッカーでした。
「これがあれば遭難しても大丈夫だからね」とおっしゃるのですが、まあここで
遭難はないでしょうが、頂上付近で出会った二人が
お菓子を食べながら景色をみているというのもおもしろいものです。



普通は、雲が多くて残念。雲ひとつない青空の日だったらいいのにと思いがちですが、
その人は、いいねぇ、すごいねぇ、光のカーテンなんて日常では見れないからねといいます。
確かにそうですね。

これが美しいのだと頭で決めてしまいがちですが、自然はそのまま観察すると
とても美しいものです。



そんなわけで、倉橋の火山パート2は光のカーテンを写しています。
山を歩きなれてるその人は、定年後にフランスに行ったそうです。
そして600キロ、レマン湖から歩いたそうです。
それが、景観がよくてごみもなくて道案内の立て看板もないそうです。
まったくないかというと地面にそのまま埋め込むようにあるそうです。
そうして景観をたもっているのだと。
地図で見ておいて調べたければ地面をみればわかる、確かにこれだと建造物が最小限で済みますね。



倉橋の火山がいいというのは、建造物がないから、鉄塔も見えません。
綺麗なところがあったよと友人に写真をあげている、
美しい地球を探している人です。

出会ったのを縁にフランスの写真を送ってくれるということで連絡先を交換しました。



一緒に降りるときに、山の松が枯れているのをみて、
かわいそうにねぇと言われたのですが、植物の視点で話されるのもまた
なるほどねぇと思った一日でした。



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