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3対1のまま試合は淡々と進んでいきました。
しっかり守ってチャンスを待つときです。

ひとつつ確実にアウトをとって行きました。
ピッチャーの気迫が押していたので、内野ゴロに打ち取った打球は
セカンド、ショートの連携にうまくつながれていきました。

相手に追加点をゆるさないことで、チャンスが生まれてきます。

守っていることそのものが攻撃のように、チームの気迫は高まってきます。
表情は明るいです。
負けてる気がしない、不思議な試合です。
そして、勝利の女神が微笑んだ4回の攻撃を迎えます。

母もじっと見守ります。

この回は4番、金子君から。センターへはじき返しノーアウトのランナーになりました。
あの時のヒット、あの時の走塁、あの時の守備、どれかひとつがかけてもたどりつけないところへ向かっています。

1回の先頭打者のヒット、4回の先頭打者のヒット。
このランナーを返すことにチームは一丸となりました。

応援団も盛り上がります。喜びはこうして表現するのです。

ランナーを二塁に送って、得点のチャンス。

ここで、住田君は気迫のバッティング。みごとにとらえました。
ランナーをひとつすすめますが・・・・

ここもポイント。住田君は二塁へヘッドスライディング。
ランナー1、3塁とランナー2、3塁では大きな違いです。
併殺がなくなったようなものです。

近大福山内野陣はマウンドに集まりました。守備の確認でしょうか。
セカンドランナーが帰ると同点。
ここで住田君の走塁が大きいのは、二塁打を打ったというよりも、
ヒットを打ったときに相手はサードの金子君がホームに帰れないようにキャッチャーに返球します。
このすきをついて、1塁にとどまらず2塁に走ったのです。

続く小坂君の打球はショートゴロ。
センター前に抜けそうな打球をなんとか止めたものの内野安打になります。
ショートが二塁ランナー住田君の横でボールをとったのですが、2、3塁のランナーはうごけず。
満塁になりました。

アウトカウントはひとつ。併殺だけはのがれたいものです。

さて、次のバッター、木村(健)君 満塁でバッターボックスに入ります。
つづく。
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