
蒲刈町大浦の祭り。とびしま街道の歴史を感じさせる祭りでした。
神輿が宮入したあとは、再び海では櫂伝馬の競走がありました。
沖の無人島をぐるっとまわってくるのです。けっこうな距離があります。

島を回るあたりまでは互角でした。どちらも勢いが止まりません。

そして島を回った後、進路のとり方が違っていました。
青組みがぐっとリードを広げます。このままゴールへ。
みているともうどちらが勝っても良いというぐらい力強い漕ぎ方でした。

その頃、大崎上島の上に月が見えてきました。
前の日が十五夜。そして次の日の祭りの日が満月だそうです。

少し暗くなってきたかと思うとそこからは早いです。どんどん暗くなっていきました。

戦い終えて、月夜の海を静かに進む櫂伝馬。いい光景です。
祭りの終わりです。

月夜の海をゆっくりと、すべるように静かに静かに進む船です。
穏やかな瀬戸内は、夜も綺麗な海を見せてくれるのです。
月明かりに照らされるようにゆっくり船は海に写る光に近づいてきました。

こんな月見もあるのですね。空がもっと黒くなってくればさらに月明かりは
綺麗に光り輝きます。そんな海をいつかは写したいと思っています。
この日は朝鮮通信使の行列と大浦の祭り、ふたつを見たので、
これで帰りました。最高にたのしい休日になりました。

さて、もう一度。いつか写したいと思う瀬戸内の月夜。
呉からほんのすこしなのに、とびしま街道というところは、
なんともいえない、ほのぼのとした、すばらしき日本の風景があります。

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