車を受け取って、奈良観光に行きました。
最初に行ったのが車で10分ほどのところにある「法隆寺」です。



入口の南大門です。この門の前もかなり広いです。
勇壮な造りのお寺でした。

門をくぐると五重の塔がみえます。
この先の土塀に囲まれた道が長いです。


聖徳太子が建てた世界最古の木造建築ですが、遠くから見ても
その年代を感じさせます。



朝、9時ごろなのですが人があまりいません。
それはそれで大勢いるよりも静かで心地よいお寺の朝、という感じです。



五重の塔に近づかず位置を変えてみると、これまたすばらしい。
庭園が有る場所から眺めてみました。

柿食えば 鐘が鳴るなり 法隆寺 

と、詠った正岡子規の句は有名ですが、どの場所で鐘を聞いたのかと
考えると、このあたりはいい感じですよ。



中門の左右に金剛力士像があります。
奈良時代のもので日本最古のものだそうです。
お寺を造った人も仏像を彫った人もみんな技術がすばらしかったのですね。





西にまわると五重塔が別の角度から見えるので行ってみました。
そこは西円堂といって八角造りの円堂がありますが中には大きな
木彫りの仏像がありました。
その隣に並んであるのがこの鐘です。
2時間に一度、その時間の数だけ鳴らします。
10時の時の鐘を聞いてきました。



三経堂の横には桜が咲いています。
ちょっと遅い時期なのではと心配しましたが数本の桜が境内にみごとに
咲いていました。





法隆寺と書いた石碑は、日本で最初に世界遺産に登録された記念碑のようです。
このお寺の周辺の景色をみて、次男は松山に似ていると言っていました。