金八みかんの成長日記
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2018-08-29 12:20:07

今シーズンのスケジュール

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まもなく8月も終わり。金八みかんは直径4cmを越えたサイズに成長しています。

 

これから秋の収穫時期までがみかんの果実の中へ果汁が蓄積されていく時期。

ここで水分吸収を制限すると糖度がグッと上がり濃い味に仕上がるので、

地面に白いマルチシートを敷き、樹が雨水を吸うのを防ぎます。

 

このシートは通常は光が当たらない樹の下側にも太陽光を反射させる目的もあるので、

照り返しですさまじく暑く、立っているだけで意識がボーっとしてきます。

 

ちなみこのマルチシートと同素材で作ったのが金八みかんバッグ。

水に強く、軽くて、丈夫な素材の特長を生かしています。

 

 

今夏も雨が少ない日照りだったため、昨年の同時期とほぼ同じ糖度10度を越えてきていて高糖度傾向。

いくつか食べてみても、味も濃くとても良い状態で育っています。

 

そして今年も高温の影響で、酸度の低下の進みが速いのか、全体的に酸低傾向となっています。

 

このままいけば、味だけでいえば高糖度、低酸度の甘いバランスの良い仕上がりになると思いますが、

その裏返しで、熟度の進行が速く酸度も低いため、腐敗しやすくなったり、

樹になったまま果実が腐る過熟障害などを心配しています。

 

秋も気温が高いと、味には問題ないのですが、中身は熟しているのに果皮の色が完全着色せず

緑色が残る状態も起こると思います。

 

 

特に外皮が薄い金八みかんは気温上昇の影響を受けやすいと考えられるので、

対策として今年から出荷期間を早め、短くすることにしています。

 

現在の予定では

10月予約開始、11月初旬出荷開始、12月中旬には出荷終了というスケジュールで考えています。

 

 

また、かどや実店舗で購入パスポートを手に入れる必要がある「KINPACHI MIKAN 1/100」は

10月31日が今年のパスポート受け取り締め切りとなっています。

 

最近は遠方の関東方面から来てくださる方が多く、周辺をご案内することも増えたため、

時間を見つけては地元を回り案内コースを考案しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今までにない夏の高温なので、今までにない強さ、遅い時期の台風の

襲来で被害を受け出荷できないのが最悪のパターン。

 

これからが台風シーズン本番。

大きさ災害がなく無事収穫を迎えられることを願います。

2018-07-25 18:29:18

夏の風物詩

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金八みかんの果実は3cm程の大きさに成長しています。

強い日差しで葉が日焼けして黄色くなっています。

 

 

 

果肉の色はまだ黄色く、出荷時の酸度は1%を切りますが、

現在の酸度は4%ほどとピークに近く相当酸っぱいです。

 

 

連日35度を越える夏の猛暑の中、果実を間引く摘果作業が続き、

これから果実はだんだんと甘みを増していきます。

 

 

 

ところで、夏の風物詩と言えば蚊取り線香ですが、ここ有田市が発祥の地です。

 

その原料となる除虫菊栽培の元祖や渦巻の発明については諸説あり、

「有田市誌」によると

「金鳥」で知られる大日本除虫菊の創業者であり、みかん農園主の上山英一郎氏が大学の恩師、福沢諭吉の紹介で

アメリカ人実業家からみかんの苗などと交換で除虫菊の種子を譲り受け、栽培を始めたのが元祖の説。

 

御前七郎右衛門氏が和歌山県植物試験場より数株の苗を譲り受け栽培を始めたのが元祖であるという説があるそう。

 

 

また昭和41年発刊の元有田市長 森川仙太氏の「除虫菊と共に」には

渦巻き蚊取り線香の発明についてこう記されています。

 

“渦巻蚊とりは誰が考えたか謎であるが恐らくこれは誰か名もない人が考え出し、

一般に伝わったものと考えている。

もし業界の中にこれを考えた人がいるとすれば必ず専売特許か、少なくとも実用新案を取っている筈である。”

 

このように創案者は明確でないようですが、各製造家とも同じ時期に渦巻型の製造を始めたようです。

 

いずれにしろ、上山英一郎氏が日本の一大物産にと日本を東奔西走し栽培を奨励したことが

日本の蚊取り線香業界に功績大だったのは間違いないところだと思います。

 

地元有田でも、みかんの間作に適し栽培が盛んでしたが戦時中食糧作物に転換して以来姿を消しました。

 

有田市に資料として植えられている除虫菊。

 

 

3年前こんな出来事がありました。

 

上山氏が栽培を奨励し、栽培が盛んだった広島県尾道市の尾道市立三庄小学校が閉校となり、

児童たちが平成27年に閉校式での記念行事として、風船に除虫菊の種を添えて飛ばしました。

閉校となった小学校は明治8年から140年にわたる歴史のある学校で一世紀以上にわたり、

除虫菊と共に時を刻んできたとのこと。

 

尾道市では瀬戸内に除虫菊を根づかせ、産業として大きく発展させた上山英一郎の功績を称えるために、

尾道の千光寺公園に「頌徳碑」を、対岸の向島町に上山英一郎を祭った「除虫菊神社」が建立されています。

 

すると除虫菊の種を添えて飛ばしたこの風船が、はるばる空を旅し、遠く離れた有田市のみかん畑にたどり着いたのです。

みかん畑の農園主の方が発見され、現地を訪問されたそうです。

 

 

もちろん偶然なのですが、メッセージ性を感じずにはいられない出来事です。

私も地場産業に関わっているためか、この話を聞いて感じるものがあり胸が熱くなりました。

 

 

 

 

そして、来週、8月3日(金)~8月5日(日)の3日間、「みかんはちみつ」2018年新蜜の

試食、販売イベントを渋谷ヒカリエ8F “d47 design travel store”様で開催します。

 

詳細はこちら

https://static.d-department.com/jp/archives/shops/45797

 

 

蜂蜜も有田にとって大変縁深い産物で、生産力がまだ貧弱だった江戸時代、

当時最高の技術を誇った有田の貞市右衛門(通称蜜市)が数百群の飼育により多量の採蜜量を得ることに成功。

明治時代になり新政府は各種産業の振興に積極的施策を進め、養蜂もその一つでした。
そのため政府は東京の勧農局試験場に市右衛門の息子、市次郎を招き

日本に初めて輸入されたセイヨウミツバチによる養蜂を研究、指導を行い日本の養蜂に大きな貢献をしています。

 

この商品を作るにあたっても一番ポイントにしたのは和歌山有田らしい個性が出た「みかん蜂蜜」にすること。
そのため「とにかく、みかん花の純度の高い濃いものを!!」
とオーダーを出しています。

 

ぜひ、みかん花の香りがする新蜜の風味を味わってください。

 

私も8月3日(金)の夕方には到着。4日、5日は終日店頭におります。

 

皆様のお越しをお待ちしております。

2018-07-16 13:18:35

面白かった本 30

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今月の東京出張の帰り道、西日本豪雨の影響で途中の駅で足止めされ、

何時間もの電車の復旧待ちの間、あまりに暇を持て余したため考えた、

今まで読んで面白かった本、感動した本、読んで良かった本のリスト。

 

半日程かけて思い起こしたので、記録を残しておこうとブログに。

順番には特に意味はありません。

 

 

1.月と六ペンス  サマセット モーム

 

 

2.サミングアップ サマセット モーム

 

 

3.供述によるとペレイラは アントニオ タブッキ

 

 

4.高野聖  泉鏡花

 

 

5.罪と罰 ドエトエフスキー

 

 

6.韃靼疾風録 司馬遼太郎

 

 

7.有田川 有吉佐和子

 

 

8.虚業成れり 大島幹雄

 

 

9.ラジオにもほどがある 藤井青銅

 

 

10.誰もいそがない町 藤井青銅

 

 

11.預言者 カリール ジブラン

 

 

12.アルケミスト パウロ コエーリョ

 

 

13アンダルシ-ア風土記  永川 玲二

 

 

 

14.幸福な王子 オスカー ワイルド

 

 

15.エセー モンテーニュ

 

 

16.幸福論 アラン

 

 

17.陰翳礼讃 谷崎潤一郎

 

 

18.風土 和辻哲郎

 

 

19.菜根譚 洪自誠

 

 

20.海民と日本社会 網野善彦

 

 

21.一下級将校の見た帝国陸軍 山本七平

 

 

22.種の起原 チャールズ ダーウィン

 

 

23.銃 病原菌 鉄 ジャレド ダイアモンド

 

 

24.進化とは何か リチャード ドーキンス

 

 

25.137億年の物語 クリストファーロイド

 

 

26.栽培植物と農耕の起源 中尾佐助

 

 

27.美味しいんぼ 103巻 和歌山編  雁屋 哲

 

 

28.積みすぎた箱舟 ジェラルド ダレル

 

 

29.幻獣ムベンベを追え 高野秀行

 

 

30.旅をする木 星野道夫

 
おすすめの本がありましたらぜひお教えください。
 
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