こんにちは!いそざき修です。
先日の歴史に残る株式の大暴落のことをマスコミは「植田ショック」と名付けたようです。
しかし、次ぐ日に記者会見した内田副総裁(日銀出身)は、いとも簡単に「しばらく利上げはしない」とまるで総裁のごとく言い放ちました。
つまり、建前は植田総裁ですが実態は内田総裁で、今回の強引な利上げの根回しの全ては、この内田副総裁が企んだもののようです。
髙橋洋一氏によると「日銀は何千人もいる巨大組織なので、身一人で乗り込んでも何にもできない。植田さんは手足になる人間を十人くらい連れて来なければいけなかった。」とのこと。
ですから、植田さんは本当は利上げしたくなかったという話が本当であったとしても、日銀出身者で周りを固められ、何一つ自由に決められないもののようです。
政策審議委員は岸田政権により、財務省ご用達の利上げ賛成派で固められ、この先も植田総裁は前途多難のようです。
悪い意味で「植田ショック」という名前は世界中に広められましたが、「第二植田ショック」が起こらないことを祈るばかりです。