40歳を超えて人生の折り返し地点となった。
思えば私の人生、今までロクなことがなかった。
普通の人より感受性が鋭いために、人の心がわかるところがあり、人がやたらと恐ろしかった。
人に嫌われないように異常に気を使うようにしていたが、
それを察すると人は逆に私を威圧するようになり、それがエスカレートするようになった。
いじめはターゲットとなる人のおどおど感を察知し、
「こいつならいじめても構わない」と思って、どんどんといじめがエスカレートするのである。
私もそんな人生のどん底コースを歩んでいた。
学校や職場、そして近所付き合いにおいても、馬鹿にされ卑下されてきた。
自分自身にも自信がなく卑下しているのだから、もっとたちが悪い。
そんな辛い気分を紛らわすために、占いに凝っていた。
占いをするといいことが書かれていると、将来の自分がそのようになれるのだという希望を持つことができる。
あくまでも今の自分に満足していないからそうなるのであるが、
電話占い師の同情が心地よくて、すっかり占いにはまってしまい、多額の出費をしてしまった。
もちろん、電話した時にいくぶんか辛い気持ちは収まるのだが、
小さい時からの積りに積もった怒りはそう簡単に消えるものではない。
しかし、金銭的にもう限界が生じて、こんな自分を脱却したいと思って、
「もうやめた!自分の人生は自分で決める!」と決心した。
決して、占いを否定するわけではない。
占いは自分を知るツールにもなるし、将来のことについてとても参考になるデータを示してくれる。
ただ、どんなことでもそうだが、使い方次第なのだ。
占いに依存することなく、自分の人生は自分で決めて責任を取り、
そして最高にハッピーな人生を送ればいいではないか?
と考えると占い以前に、私は今まで人に依存する考え方をしてきた。
親がそういったから、人もみんな同じことをするからということで、
自分の本心とは違う生き方をしてしまったことが今までの人生をみじめなものにしていたのだ。
ということが分かった途端、自分の内側から声が聞こえてきた。
「ずいぶんと時間がかかったじゃないか?ずっと待っていたんだぜ・・・」
自分が考えているようで、自分の言葉ではない感じがする。
「えっ!」
と混乱していたら、
「俺は香香背男。この間、復活したんだ」
「えっ!香香背男って???」
という会話が続くのであるが、この香香背男について調べてみると
星の神とか悪神といったものばかり出てくる。
大丈夫か?この神?というか、神がそんな口調で語ってくるのだろうか?
というか、私の妄想かもしれない(妄想と思ってもらってもいいです)
低級霊が神様の名前を語って出てくることが多いから気を付けたほうがいいというのを聞いたことがあったので、当面、シカトすることにした。
と紆余曲折あったが、この香香背男の教えてくれることは合っているような気がするので、紹介することにする。
私「で、あなたが香香背男だとしても、そんな神様がなぜ私のところにきたんです???」
香「お前は星のかけらを持って生まれてきたんだ。俺はお前の背中にずっといたんだぞ」
私「えっ!宿魂石にいたんじゃないですか?」
香「だから星のかけらって言っただろ、本体はあそこにいたんだよ」
私「じゃあ、人生で辛かった時に助けてくれたってよかったじゃないですか?
今だってホント、すごく大変なことになっているんですよ。助けてくださいよ!」
香「お前が依存心がある間は話ができないことになっていた。
そうしたらお前は俺の言うことばかり聞いて、自分の人生が歩めなくなってしまう。
それに、神様界では人間の自由意思には直接タッチしないことになっているし、
お前の人生がロクなことないのも、他人まかせの人生で、
責任を逃れたいから自分の選択をしないことから来ているんだ。
しかも、お前、自分を大切にしていない。
自分の気持ちを大切にしていればこんなにひどくはならなかったんだ!
でも、いい加減、そのことに気が付いているだろう?
しかも、俺、お前と一緒にいつもいたんだぜ。
俺もつらかったし、どうしようもない危機の時は俺も力を貸していたんだぜ。微力ながら」
私「えー!そんなの気が付かなかったですよ~。じゃあ、今のトラブルはどうしたらいいんですか?」
(※今のトラブル:近隣の嫌がらせでウソの通報されてしまい、家に居られなくなってしまった)
香「あの家なー。あんまり良くない土地なんだよ。
お前みたいな敏感な奴が住むと発狂してしまうような土地なんだぞ」
私「えっ!マジっすか?私的にはとてもいい土地だと思っていたけど・・・」
香「お前の息子、あんまりメシを食わないだろ?」
私「げっ!そうですけど」
香「そわそわして、落ち着いてられないから、食べられないんだよ。だからあそこから一刻も早く出ろ!」
私「そうだったんですか?でも、そんなにひどい土地だとは思いませんでしたよ」
香「それはなー。少名彦っていう神がお前ん家、守ってくれていたんだよ。
守っていたけど、もう限界だった言っていた。
今度、地元の神社に行ったら、よくお参りして今までのお礼言っておくんだぞ!
それにしてもよかったな!出られて。
しかも、お前それくらいせっぱつまらないと必死こいて働かないじゃん。
これから必死で働いて自分の能力を開花させてくれ~」
私「えー!マジかよ~」
そうなのである。近隣トラブルで我が家は住宅ローンを支払っている家から引っ越しして、アパートに住むというなんとも理不尽な生活に突入しているのである。
引っ越し代や子供の転入、住宅ローンとアパートの家賃をダブルで支払い、もう破産寸前のところまできている状態なのだ。
私「それにしても、理不尽過ぎるー!!!」
香「後でそれが良かったということがわかる日が必ずくるから頑張りな!」
とまあ、会話もこんな感じで行われているのである。
2012年にあったと言われているアセンションは地球の次元が上がって、人と神が一体となる世界がくるという予言があった。
それが本当かどうかわからないが、どうやら私レベルではそのようになったようである。