フリーランスで仕事するkinosukeです。
おはようございます。
昨日は3月11日。
13年前、東日本大震災によって日本が大きく変わった日。
テレビでは当時を振り返り、今を生きる人たちの様子を伝えていた。
亡くなった方、その家族、家を失った方、離れて暮らす方・・・
あの日を境に大きく変わってしまった。
私の地域では大きな被害はなく
ただただテレビに映る被害状況を固唾を飲んで見ていた。
どうしたらいいのかわからなかった。
身近な人や愛する人を突然に失った悲しみや
後ろ髪を引かれる思いで土地を離れた人の苦しみは
私の想像を絶するものだろう。
被害に遭い、そこに暮らす人たちの13年は
とても長かったに違いない。
あの日から13年、私はゴタゴタしながらも平和な生活を送っている。
当事者でない私は、いつもは東日本大震災を忘れてしまっていて
テレビやニュースなどで目にすると思い出す。
これはつい最近の能登半島地震にもいえる。
思い出せば追悼しエールを送るが、日常的ではない。
これは人間として冷たいとかではなく、
生きている者には生活があり、
生きていくことに一生懸命なのだと思う。
13年という長さは人によってその感じ方は違うだろう。
長かったと思う人も、あっという間だったという人もいらっしゃるだろう。
10年一昔というぐらい世界は進歩する。
だが人の心は一度止まったら再び動く日まで時間がかかる。
悲しみや失望は足を引っ張る。
それでも生きていかなければいけないのだ。
私は天災や事故ではないがどん底に落ちた経験がある。
20年以上経った今も苦しい時がある。
前向きなつもりでも記憶が時折顔を出し、心が揺れる。
でもこういう節目に当事者ではないが悲しみや苦しみを感じた時
今を精一杯生きることが大切だと教えてもらった気がしている。
人によって時間の長さは違えど、思うところ・感じることには
共通点も多いと思う。
日々葛藤しながらでも、できることに一生懸命取り組みたい。