姑獲鳥の夏、永遠の0 | 読書感想日記

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に、しようかなあ
※ネタバレしつつの感想。

姑獲鳥の夏と永遠の0を読みました。
前の記事に書いたように、やっと姑獲鳥の夏を読めて満足してます。
しかし・・・途中で、関口先生にはちょっぴり苛々したりして。
と言うのも、内容を全く知らないで読んだなら少しは違ったのかもしれませんが。
藤牧さんがなんというか、哀れだなぁなんて思ったり。
やっぱり最後の真相の所は夢中になりました。
実は実写映画も見てるのですが、今となっては真相の所はどうだったのかを忘れてしまって、小説を読んでなるほど、そうだったのかと実感しています。
読み終わって思った事は悲惨だなぁと思ってしまいました。
涼子の人格については驚きと、涼子の母も辛かったんだろうなぁと思ったり。
そして関口先生は鍵だったのかともしばらく悶々とした気持ちになりました。
物語に入り込んでしまった数秒くらい考え込んでしまったり。とまぁ大袈裟ですが。
涼子の母が祖母と同じ事をしなければどうなっていたんだろうかとちょっぴり思いましたね。

永遠の0は、途中途中で思わず悲しみに襲われました。
涙は出なかったですが、戦争についてリアルすぎて、戦争について全く知らなかったのですが、軍隊とはそういう場所だったのか・・・と衝撃を受けています。
宮部さんと出会った人達はどこかで繋がっていたんだなぁと最後辺りを読んでいてそう実感したのが凄く印象的に残ってます。
そして、宮部久蔵について調べる孫達、健太郎が徐々に逞しく見えたのは私だけなのだろうか・・・。
宮部教官に操縦の訓練を受けた学生達が宮部教官のためにという所は、宮部教官がどんなに人として素晴らしいのかを実感しました。
最後の最後で衝撃的な事実で、しかも宮部さんの選択には思わず、何とも言えない感情になりました。
勇敢だな、と。

そういえば、テレビで永遠の0が放送されていたのは知っていたのですが、今になって録画しておけば良かったと物凄く後悔しています。
小説の方を読んでいる途中で、どうしても映画を見て内容を知るより、原作を見てどんな内容なのかを知りたかったので、ついつい無視してしまいました。
非常に後悔してます。
今度DVDを借りてこようと新たな決意をしています。

また新たな物語の中へダイブしてこようと思います。