中国武漢で発生した新型コロナウイルス肺炎ですが、赤ちゃんを含む小児の感染も報告されています。

しかし 小児の重症例はなく、重症になったり死亡したりするのは40代以上で特に持病(糖尿病や心臓病など)がある中高年者です。だから、お子さんに熱やかぜ症状があったからといって過剰に心配する必要は今のところありません。

クリニックなどでは インフルエンザも流行中なので、まずそちらの検査をすることになります。

 

ただし、ここ2週間以内に中国に滞在したり、武漢など中国から来た人との接触がある場合など感染が疑われる場合は そのことをまず保健所に電話して指示を受けてから、直接指定医療機関を受診してください。

 

南部保健所 098-889-6351

那覇保健所 098-853-7964

クリニックでは新型コロナウイルス検査や治療はできません

 

また、厚生労働省のホームページに新型コロナウイルスに関するQ&Aページがあるのでそれも参考にしてください。

新型コロナウイルスに関するQ&A(厚生労働省ホームページ)

厚生労働省 新型コロナウイルス専用相談電話:03-3595-2285 (AM9時~PM9時まで。土日も)

 

ともかく 通常のインフルエンザと同じ 予防方法をしっかりすることがお子さんやご自分を守る最良の方法です。

1)まず、不要不急の外出を避け、人ごみには行かない。

 

2)手洗い:石鹼で20秒以上

(ハッピーバースデイトゥユー の歌を2回くりかえすとちょうどいい長さ) 流水でしっかりすすぐ。

外出から帰ったらとくにしっかり手洗い。お子さんは自分では手洗いできません

親御さんがお手本をしめして いっしょにすることが大切です。

 

3)アルコール消毒/新型コロナウイルスはアルコールに弱いです。

特に「ドアノブ」や「てすり」など消毒を。

 

4)マスク:ウイルスを含んだつばなどが飛び散るのをふせぐ。また、鼻や口をさわってウイルスが侵入するリスクをふせぎます。 お子さんはいやがることも多いので、ともかく人込みはさけて

 

5)咳やくしゃみをするときは 手でおおわずに!腕で口、鼻をおおいましょう。

手についた つば・はなみず などが物について感染源になります。

お子さんがくしゃみ・咳しそうになったら厚いタオルなどでおおってあげて。

ただし、そのタオルやハンカチにもウイルスがくっついていることも忘れずに。

 

 

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きのしたこどもクリニック(糸満市 小児科)
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