こんにちは。きのしたこどもクリニック院長の木下です。
先週からインフルエンザが大流行してきています。
特に小学生・中学生が目立ちます。糸満市内の保育園などほぼまんべんなく患者さんがでています。
予防にはワクチンが一番ですが、そのほかには特に手洗いが大事です。マスクは手についたウイルスを鼻などの粘膜につけないようにするためのものですが過信しないでください。
万一、高熱などのインフルエンザかな？という症状がでても、発熱12時間以内では検査してもでないことがあります。
当院ではできるだけ12時間くらいしてから検査するようにしていますが、近しい（家族・同じクラス内など）インフルエンザ患者さんとの接触が明らかな場合は、検査が陰性でも抗インフルエンザ薬を処方することがあります。
そして、抗インフルエンザ薬は発症（＝発熱）してから４８時間以内に服薬をはじめる必要があります。
最近「ゾフルーザ」という抗インフルエンザ薬の新薬がでました。
これは1日1回内服するだけでいいのでとても便利です。しかし、10歳未満でほぼ4人にひとり、おとなでも約１０人にひとりインフルエンザ薬耐性（＝薬がきかない）ウイルスが出現するため、解熱に時間がかかったりするようです。
そのため、当院では従来のタミフルやイナビルがアレルギーで使えない、薬がどうしてものめない、などよほどのことがない限りゾフルーザは処方しないことにしています。ご了承ください。
ワクチンのご予約はWebから受け付けておりますので
お気軽にご相談ください。
今日もご覧くださり、ありがとうございました。
お母さんとお子さんの笑顔こそ、当クリニックの励みです。
きのしたこどもクリニック 院長 木下玲子
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