島田紳助氏について。 | 木下ほうかオフィシャルブログ「ほうか道」 Powered by アメブロ

島田紳助氏について。

昨晩、友人からのメールでことを知りました。


詳しいことや事実は全くわかりませんが正直、兄さんらしい決断だとあまり驚きませんでした。



16歳のとき映画「ガキ帝国」で知り合い、当時漫才師としてスターであったにもかかわらず、一般学生であるこの私にも優しく接してしていただきお付き合いさせていただきました。
それから約10年後の正月、ご自宅にお邪魔したとき「ほうか、役者をやりたいんやったらやっぱ東京行かなあかんやろ?」と言われ、このひとことで上京を決心し、6月には東京人の仲間入りをしていました。
それからの過酷なバイト下積み生活をしていた約7年間、ずっとご飯を食べさせてもらっていました。当時食事は決まってご自宅で、しかも兄さんの手料理でした。弟子や我々は、食後の洗いものをするだけでした。その頃は私も兄さんも酒は飲めず、ソフトドリンクを手にしながら夜な夜な夢や将来を語り合っていました。
その後自分が少し自力で食べられるようになると、次第に疎遠になり不義理をしてきました。

それから数年ぶりに連絡があり、去年の初めころに久々に食事をしました。初めての外食です!
変わったことといえばお酒を飲まれるようになったことでした。


「俺な、いつか喫茶店のマスターしたいねん」


昔、飛ぶ鳥を落とすような勢いのときに聞いた言葉が印象的です。


何が言いたいかというと、ボクは彼がいなかったら役者を始めていたかどうかはわかりません。
それに彼の教えやアドバイス、戦略、分析法、勉強法、どうやったらこの世界で食えるようになるかなど、リスペクトしていることは数え上げたらきりがありません。


私にとつての恩人です。



長い間本当におつかれさまでした。