…だ、そうで。ちょうど先日、なんばパークスシネマで開催された《爆音映画祭》で『パプリカ』を観た私は、妙な感慨にふけってしまった。


この『パプリカ』は、他人の夢の中に入るという荒唐無稽な物語なんだけど、五感を、そして精神をじわじわと侵食してくるそれはそれは凄まじい映画で。アニメに明るくない私でも、そのアングルや色彩や音響のセンスに、思わず膝を打った。このところメンタルのお調子が良くなかったため、じつは観るかどうか悩んだんだけど、気ぃ(ホルモンバランス)狂った女 × 気ぃ狂った映画は存外相性が良くスッキリ!遊園地も映画館も日本人形もトラウマになりそうやけどなー!作品全体から醸し出されるあの色気は一体なんなんやー!今敏さんが紡ぐ世界を、もっともっと観てみたかった。


 

《爆音映画祭》では『スパイダーマン:スパイダーバース』も観た!


これは、マーベルコミックに登場する歴代のスパイダーマンが一堂に会するという夢のようなアニメ映画で、笑いどころも泣きどころもたっぷり。「アニメ」とひと口に言っても、白黒やCGや日本の漫画っぽいのやアメリカのコミックっぽいの、いろんな絵のタッチで描かれているの。公開当初 話題になっていた事は知っていたけど、これにはほんと驚いたなー!なんと斬新で画期的!先日、続編の制作が始まったとかで、また観られるのが楽しみでならない!「信じて待つんじゃない、信じて跳ぶんだ!!!」




エキスポシティのレーザーIMAX(縦にも横にも超デカいスクリーン)では、このレーザーIMAX仕様で撮られた数少ない映画『ダンケルク』を。


上映開始から10分間、コンサートホールにテロリストが侵入する映像が流れ「え?ダンケルクってナチスの戦争映画じゃないん???」とハテナを浮かべていたら、じつはそれ、同じクリストファーノーラン監督の最新作『テネット』の予告だった。『テネット』おもしろそう…じゅるり



肝心の『ダンケルク』は、音も映像も凄惨で、映画の世界にぐんぐん引き込まれていったんだけど、引き込まれすぎて、酔った…自分の三半規管を呪う…。あ、でも、こう、いったい何が起きてるのかわからない、目の前に居る奴が敵か味方かもわからない、あの不安と戸惑いは、ある意味戦争のリアルで、疑似体験させてもらったよ。これこそ、映画の真骨頂だっ。




神戸ハーバーランドのOSシネマズでは『銀河鉄道999』を拝見↓



↑だいぶおかしな感想。松本零士さんも、アラサー女子がこんな視点で観るとは思いもしなかったろうな。

そんなワケで、相変わらず映画活動楽しんでるヨ!このところ、仕事も私事も頭打ちくらってる感が否めないけど、そんな時こそ時間を忘れさせてくれる映画の世界に没頭するのだー!現実から、全力で、逃げる!!!笑


↑おまけ。ロケで『天気の子』カブに乗せてもらったのー!ヘルメットもお揃いなんだよー!映画ファンにはたまらないよねー!映画未見の方は、オンエアまでに予告だけでも観ててねー!↓