『逃げるは恥だが役に立つ』っていうドラマ知ってる?!おもしろくて、キュンキュンして、そしてなんか泣けるんだよーっ!

──という、4年越しの呟き。なんでリアルタイム視聴していなかったのかと甚だ後悔。2016年って、芸能活動を始めて以来いちばん忙しかった時期なんだよな、たしか。


自粛ムードが明けて、元通りの生活、には程遠くとも止まっていた時間が動き出しつつある今日この頃。

ステイホーム中は映画をいっぱい観るぞーっと意気込んでいたけど、気づけば再放送ドラマばかり観ていた。

ど真ん中世代の学園ドラマ『野ブタをプロデュース』からは、渦中にいた頃には知る由もなかった青春の青臭さと煌めきを思い出させてもらい(だけどそういった青春を経た後にある〝大人〟の人生も悪かないよ、と示してくれているのがあのドラマの素晴らしいところ)
『ハケンの品格』からは、改めて働く事の奥義を教えてもらった。

初見だった深キョンのドラマ『はじこい』は、キラキラドラマかと思いきや。正義感と責任感あふれる主人公が魅力的で、大好きになれたし。『コンフィデンスマンJP』も『ノーサイドゲーム』も『重版出来!』も惹き込まれたなぁ。

やっぱり自宅のテレビで観るには、映画よりもドラマの方が気軽で合っているんだと、しみじみ。世の中、うまくできている。

そんな中、先日 映画館で観たリチャード・ギア主演の名作『愛と青春の旅だち(1982年 / アメリカ制作)』は、愛で青春で旅立ちだった(あとバイクだった)。男の友情や師匠との関係にもグッと来たけれど、ひとりじゃどこにも行けない女達の生き方があまりに切なくて。運命を切り開くのに男を踏み台にするしか方法がないなんて、哀しすぎるね。こうして女の時代は『テルマ&ルイーズ(1991年 / アメリカ制作)』へと続いていくんだわ。