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宇宙いちのどかな番組
いずコレ
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またヤラれたー!
上田慎一郎監督にー!



いや、カメ止めとは
ぜんぜんちがうんだよ?


ちがうんだけどね?


同じ監督の作品だってことが
映画の端々から感じられたの。


カメ止め同様
だまされて笑って
だまされて笑って

そして、泣いた。


こんなに楽しいコメディで
こんなに明るい結末なのに

すごく、泣いた。


いま、
カメ止めの感想を
ボロボロ涙しながら書いたあの時と
同じ状況↓

カメ止めが
すべてのテレビマンへの敬愛の物語だとすれば

スペアクは
すべての俳優賛歌の物語。


監督ご自身
きっとキャストととことんまで向き合って
作り上げたのだろうと思ってはいたが…

その熱量は
予想をはるかに超えていた。


先にオーディションをして、

10年間の活動の中で
3度しか出演した事のない俳優や

まったくの演技未経験者を採用し

何度も何度もワークショップを重ね
それぞれの個性がわかったところで
脚本を当て書きしていったと
言うではないか。


想像するだけで
気の遠くなるような制作だ。


しかも
上田慎一郎監督 単独作品としては
カメ止めに次ぐ長編第二弾となる。


これは相当なプレッシャーがあっただろう。


実際、パンフレットには
「大スランプに陥った」
と書かれていた。


そこで松竹の深田プロデューサーが、
サザンオールスターズを例にあげ
かけた言葉というのが
また素晴らしい。


これはぜひ
パンフレットを購入し
じっくり読んでいただきたい。


私の中で
カメ止めに衝撃を受けた一年前から
大きく変わった事といえば

春に木下半太さんの舞台
《こちらトゥルーロマンス㈱》
に出演させていただき
はじめて役者畑に足を突っ込んだ事なのだが

それだけに
愛を持って役者個人と向き合ってくれる作品が
いかに尊いか。
少しだけわかる。


お芝居をやっていて
こんなに幸せなことはない。

役者冥利に尽きるだろうなぁ。

©松竹ブロードキャスティング


そうして
物語が進むにつれ
増していく一体感。


それもそのはず
撮影はほぼ順撮り(物語の流れ通り)で
行われたのだとか。


あれは
登場人物の挑戦でありながら、
キャストやスタッフの
闘いでもあったのかと思うと

また胸と目頭が熱くなる。


このあたり
カメ止めで「泣いた」私には
たまらないっ。

©松竹ブロードキャスティング


ここまで
かなり演者目線の感想を
綴ってしまったけれど

作品自体は
老若男女問わずダレもが楽しめる
エンターテインメント。


主題歌をはじめ
挿入歌も子気味よく

「映画はこうでなくっちゃ!」
と、安心してワクワクできる
好い一本であった。


そりゃたまには
シリアスな物語もいいけどさ

娯楽こそが
映画の真骨頂だと思うのだよ。


あと、映画はね。
最初の週の動員数で
おおかたの評価が決まってしまうからね。


ぜひ、早めのご鑑賞を!


この映画が
日々を懸命に生きる
多くの人たちの心に
やさしく届くことを祈って。ムッスゥ〜おにぎ


↑ぴかるんばを見つけられるかな〜?笑