映画
『山本慈昭【望郷の鐘】満蒙開拓団の落日』
を観てきました。










第二次世界大戦について
東京大空襲や
ふたつの原子爆弾の投下のお話は

学校で
よくよく教わりました。


しかし
敗戦を前にしても尚

満州(中国)には
夢も食料も心地の良い生活もある

と我が国に騙され、海を渡り
朽ちていった命があったことを

私は知りませんでした。


日本人が
たくさんの中国人を傷つけてしまった事実も

教科書には
小さい記事でしか
書かれていなかったように
思います。










終戦から70年が経ち
戦争を知っている人が
減ってきました。


戦争の恐怖を、悲哀を、
実体験を以て伝えてくれる人が
減ってきました。


私の祖父母でさえも
戦時中に生まれ
小学生になるかならないかの頃に
終戦を迎えたため

当時のことは
あまり記憶になかったと言います。


あの惨事が
風化の一途をたどろうとしている
今の時代に

この作品は
永遠に語り継がれるべき事実を
教えてくれました。


原作は
児童書ということで
優しく丁寧に描かれているため
スッと胸に響きつつ

「本当の事は何か?」見つめる
きっかけを与えてくれるところも
すごいっ。


どうかこの物語が
忘れ去られぬよう
私もいつかこども達に
伝えていきたいと思います。


そして
世界から戦争がなくなるよう

月並みですが
祈るばかりです。








真面目な映画みたら
真面目になります、

相変わらず
影響されやすいです、私。


ぱかぱか~パー


ひかるん。