パリ五輪2024が開幕した。26日の深夜と言うべきか、27日の早朝と言うべきか、難しい時間帯になった。パリとの時間差の関係だが、無理すれば起きていられる時間である。しかし寝不足が続くな。むしろ早起きをして録画で見る方が効率的かなとも思うが、やはりスポーツは同時進行か、結果を知らずに見る方がよい。

 パリでオリンピックが開催されるのは100年ぶりだそうである。3回目だそうである。33回の内二度以上の開催都市はそんなに多くない。アメリカでもそうだが別の都市になることが多い。しかし100年も開催されなかったのは、経済的なものが大きいのかな。それとも二度の世界大戦の影響が大きいのかな。しかし今回の開会式は初めて尽くしが多かったな。独創的だ、芸術的だともてはやす向きもあるが、見ていてどちらかと言うと不快になることが多かった。昔の遺産で食べているという気になってしまう。ヨーロッパ全体に言えることだが、文化文明が発達したから、今のような景観になったと思えない。AAAの犠牲の上に成り立った繁栄のような気がしてならない。エネルギー保存の法則で例えるならば、どこかでプラスになれば、どこかでマイナスになるわけである。近代ヨーロッパの繁栄は、キリスト教社会の価値観と進化論が組み合わさったもののような気がしてならない。

 男子柔道でまたもや、誤審が起きたようだ。野球でもよく起きるが、「ミスジャッジもジャッジの一つだ」という考えがある。しかし審判技術の方は未熟なままである。サッカーなどは相当に訓練しているようだが、ファールも技術の内のサッカーでは、「イタチの追いかけごっこ」になっているようだ。スポーツの観戦は好きだが、TV観戦ではあるが、球技には少々辟易してしまうことが多い。ファールを前提としていることが多い。フェアプレーはする方が馬鹿を見る感じである。最後は勝てばよいとなってしまっている。男子サッカー、男子ハンドボール、男子バスケットボールなどを見たが、なんだか釈然としない。競泳の潔さをなんだか新鮮に感じてしまった。女子柔道の準決勝はちょっと後味の悪いものになった。主審の主観も混じったのかもしれないが、最後までやらせたかった。日本人の勝利が誤審的なものになったら気分が悪い。金メダルは間違いなかったと信じている。今日は阿部兄妹の出番である。同時金メダルを期待しているが「好事魔多し」である。卓球混合ダブルスではハリヒナペアが1回戦負けになってしまった。本当にオリンピックは何が起きるか分からない。17日間に及ぶらしいが、体調を崩さない程度にTV観戦を楽しもう。次のオリンピックでは生きていても、スポーツに対する興味関心は消えているかもしれないからな。最後のオリンピックと思って楽しもう。しばらくはブログは休みがちになると思います。