長くて短い夏休み
夏休みが訪れました。
これまで何度も経験した夏休み。
以前までは、家事の中でも料理が好きな私にとって、お昼ごはんを用意するのはそれほど苦ではなかったのですが、あまりに食べれない娘を目の前にすると、用意するのに頭を悩ませました。食べたとしても嘔吐。そしてにおいが漂います。
食べないとからだがもたないよね。
一体何だったら食べてくれるんだろうか。
ずっと家にいて見守ったところで娘の状態が上向きになるわけもなく、大丈夫かなと心配を募らせながら、仕事に行くのでした。言葉が少しぶっきらぼうな夫もきっと同じ気持ちだったことでしょう。
コロナ禍で2週間ほどに短縮された夏休み。
それほど多くない課題をこなすのも、食事に左右されていてあまり集中できていなさそうに見受けられました。こんなに一日一日が長く感じられた夏休みはありませんでした。
夏休み終わりの日。
私はポロポロと涙が出て止まりませんでした。
「娘の命が守れた…」