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木のおもちゃ てのひらえほん

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2023年も残すところあとわずかになりました。

今年も色々なおもちゃを子どもたちに届けることができました。

 

 

 

 

 

 

 

うちのおもちゃで遊んだ記憶が、その子たちにとって、かけがえのない思い出になりますように。

 

来年、2024年はどんな1年になるのでしょう。

より良い年になることを願っています。

 

 

 

 

 

それでは、来年もよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

寺内定夫(ぼくの父でもあります)、先日11月の9日に91歳になりました。

最近は家からほとんど出ませんが、背中や腰も曲がっておらずしゃんとしています。

直近の自分が話したことなどをすぐに忘れて同じことを話したりはしますが、基本的にはかなり元気な90台だと思います。

 

妻である恵子も今年88になりましたが、まだ元気で発送やラッピングなどを手伝ってくれています。

 

ぼくがやめてしまったら、寺内定夫の木のおもちゃはどうなってしまうんだろう.....

とかは今はあまり考えないようにしています。

 

 

 

 

 

 

こちらも、とても貴重な作品で、展示会のために少数制作した「レンガ舞台」という作品です。

学生時代に人形劇に夢中になっていた寺内定夫は、「舞台」をテーマに色々な作品を発表しています。

のちにヒット作となった「おうちごっこ」にもつながっていきました。

 

 

 

 

このようなパーツでレゴのように組んでいくおもちゃです。

ダボでつなげているので、可動性があります。

 

 

 

 

 

カツラの木を染色系の水性塗料でペイントして、レンガのような質感を出しました。

ひとつひとつ手作業の、とても丁寧な造りになっています。

大量生産のおもちゃではなかなか難しいレベルです。

 

 

 

 

 

 

子どもは、小さな秘密基地のような、囲まれ感が大好きです。

芝居の舞台ではなく、空想遊びの舞台、という意味が強いです。

 

 

 

 

 

 

上の「心の舞台」や「おうちごっこ」の原型の作品でもあります。

 

例えば、ドールハウスはミニチュアの家として中に小さな家具などを置いて眺めるだけの遊びですが、このような「舞台」おもちゃは子ども自身が(いや、大人でも)中に入ってしまえるので、空想の幅がとても広がります。

 

 

 

 

 

建物に見立てて、隙間から外をのぞいてみたり...。

 

 

 

 

 

また質感がとても良いので、インテリアとしても楽しむことができそうです。

かなり高価になってしまうので、量産はできなかった作品です。

質感に妥協すればたくさん作ることは可能かもしれませんが、弊社のポリシーには合わなくなってしまいます。

 

 

 

およそ40年前に制作したこの作品ですが、1セットのみ販売中です。

こちらのページからお求めになれます。