こんにちは😊

宇宙人保育士の紀乃です✨

 

さっそくですが、最近、ふと、

私もよく言っている「子どもに丁寧に関わる」

という言葉は誤解を生んではいないだろうか、

と思うことがありました。

 

というのは、

この「丁寧に関わる」という言葉が、

子どもに「関わり過ぎる」ことを招いていないか、

と気になったのです。

 

たとえば、

子どもが泣いたら、すぐにそばに行って話しかける、

子ども同士がちょっと不穏な空気

(あ、喧嘩になるかな…という雰囲気)

になったときにすぐに止めに入る、

子どもがまだ、どうしようかと考えている時に「こうして」と大人が決める

等々…。

 

もちろん、

子どもの命が危険な時や、

子どもが怪我をしてしまいそうなときは、

至急、子どもの安全を確保する行動をします。

 

ですが、子どもの安全が保たれている状況であれば、

すこし見守って、子どもが、子ども同士が、

どう自分(達)で対応していくのかを観ていてもよいと思います。

 

「泣いていたら助けに来てくれる」という認識を持って大人になるよりも

「泣きながらでも、自分から助けを求めに行く」という行動がとれる子の方が、

逞しいと思うのは私だけでしょうか。

 

近くに助けてくれる大人が居るうちはよいかもしれませんが、

大人になるにしたがって、大人が居ない環境も多くなります。

 

子ども同士のトラブルも、

いずれは、子ども同士でトラブルに対応する日が来ます。

 

大人が来てくれて、助けてくれるのを待たずに、

自分(達)からSOSを出せるように、

経験から頼り方を習得して欲しい。

 

どうか、大人になる前に、

社会に出る前に、

人に頼ることも含めて、

困った時に自分(達)で解決に向かう経験をしておいて欲しいです。

 

その経験が、

僕、私は、困ったことが起きても、

自分から人に頼ることができる、

自分で解決できるから大丈夫だという自信になります。

 

私が伝えている

「子どもに丁寧に関わる」

には、子どもを丁寧に「観る」ことも含まれています。

 

じーっと観るのではなく、

子どもが気が付かないくらいの自然な感じて、

よく子どもの行動や表情の変化を観ている。

 

そうすると、その子のこと…

どんな時に、どんなふうに考えて、どう動くのか(動かないのか)を

より多く知ることができて、その子への理解が深まります。

 

そして、きっと、

子どもは大人が、どのくらい自分を理解してくれているのかを

感じ取っているのだと思います。

 

なので、大人が子どもの行動を促す時にも、

 

理解してくれていないと感じながら、

しぶしぶ大人の促しを聞き入れるのと

 

理解してくれている、

自分の意思を尊重したうえで、

促してくれていると感じるのでは、

 

子どもの心の中の、風景が全然違うものになると思うのです。

 

同じ関り、行動でも

前者は満たされない気持ちになり、

後者は満たされた気持ちになれるのではないでしょうか。

 

子どもに「関わり過ぎる」ことが、

子どもの、考えたり、経験したりする機会をうばっていないか、

大人が、その子をより深く知るチャンスを逃してはいないか、

そんな視点を伝えたくて、今日は

【その子を深く知るための「観守り」】

について、書かせていただきました。

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございます💕

 

今日の話しが、子どもと関わる時間の

なにかしらの参考になれていたら嬉しいです😊

 

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