こんにちは😊

宇宙人保育士の紀乃です✨

さて、今日は、宇宙人保育士の視点から見た、

子どもとの関わり方について、ご紹介します。

 

まず、「過保護」と「 過干渉」という

よく似ている言葉を比較してみます。

 

ネットで情報収集すると、

 

【過保護】

・親が子どもを過剰に保護すること。

・子どもが望んでいることをやってあげすぎること。

・子どもが満足するまで望むとおりにしてあげても良い。

 

【過干渉】

・親の理想や期待を子どもに押しつけること。

・親の願望を子どもに押しつけたり、子どもの人生をコントロールしたりすること。

・子どもが望んでもいないことを親が先回りしてやりすぎること。

 

ChatGPTに聞いてみたら、次のように答えてくれました。

 

過保護と過干渉は、両方とも人間の行動や発達に影響を与える育児や介入のスタイルを表す言葉ですが、意味や効果は異なります。

 

  1. 過保護(かほご):

    過保護とは、子供や他の人を過度に守りすぎることを指します。過保護な育児者は、子供が失敗や困難を経験することを避けようとし、常に彼らを守ろうとします。これにより、子供が自己成長や自立心を身につける機会を奪うことになる場合があります。過保護な育児は、子供が自分で問題を解決する力や自己信頼を身につけることを妨げることがあります。

  2. 過干渉(かかんしょう):

    過干渉とは、他者の行動や決定に対して過度に介入することを指します。過干渉な育児者は、子供の成長や経験に対して余分なコントロールをしようとし、子供に適切な自由や個人的な空間を与えない傾向があります。過干渉な育児は、子供の自己決定能力や自主性を妨げる可能性があります。子供が自分自身で学び、成長する機会を奪ってしまうかもしれません。

 

要するに、過保護は過度な保護を意味し、過干渉は過度な介入を意味します。どちらも子供の発達にマイナスの影響を与える可能性があります。バランスの取れた育児スタイルは、子供が適切な支援を受けながらも自己成長や自立心を発展させることができるようにすることが重要です。

いかがでしょうか?

今日は、上記を参考に、

ここから少し横に移動しまして、

大人が、子どものことを想って、

子どもが困る前に、

困ることが起きないようにしておくのは、

 

子どもが、自分の困りごとを自分でなんとかする力を見に付ける

機会を奪ってしまうこともありますよ、

ということをお伝えします。

過保護とも過干渉とも言い難いのですが、

過保護にも過干渉にも繋がる話だと思います。

 

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困る前に困ることが起きないように整えておく。

これは、仕事において業務をスムーズに遂行していくためには大切なことです。

(但し、社会人の育成という点においては、今日の話しに軸足を置いた方がよいと思います。)

たとえば、上司がまだ気が付いていない、

このままだと、おそらく起きるであろうお困りごとを

事前に察知して、困る事態にならないように対処しておく

そんな社員は優秀な社員です。

たとえば、ふと上司の机上をみたら、

消しゴムがとても小さくなっていた。

もしかしたら、次の書類作成時に、

消しゴムを使い切ってしまって、

新しい消しゴムを探すために集中力が途切れてしまうかもしれない。

 

新しい消しゴムがすぐに手に入ればよいけど、

タイミングが悪く備品も在庫がなく、

近くに他の社員が居れば助けてもらえるけれど、

誰も居ない時だったら、上司は書類作成の途中で

コンビニまで走ることになるかもしれません。

(時間に余裕があれば歩けばよいけど、

その時間の余裕もないかもしれません)

このように目に見えた情報

でも、ちょっと子どもを育てるという状況では

困ることが起きないように事前に整えるのは、

子どもの成長の機会を奪ってしまうことにもなりがちです。

これね、この順番で書くと、推測できるかもしれませんが、

仕事ができる優秀な社会人さんほど、

やってしまいがちなのです。

ダメなことではないのですが、

なんというか…

時間と労力を使う割には、

成果がない、ということになるかなと思うので、

ダメじゃないけど、やってもメリットが少ない、と言えます。

なので、頭の切り替えが必要です。

たとえば、

「同僚、上司は助けるのが仕事、

子どもは育てるのが役目」

というふうに、自分なりの標語をつくってしまうのも

よいかもしれませんね。

もちろん、子どもが「困ったから○○して欲しい」

とリクエストできた時は、

ぜひ、そのリクエストに応えてあげてください。

困った、を経験して、

困ったことへの対処として

頼れる人にお願いができる、

というのは大人になるために必要なスキルです。

この時「困った~」と

状況を共有できることも大切ですが、

一歩レベルアップして

「○○に困ったから○○してもらうと解決できそうだ、

だから○○して欲しい」

とロジカルに考えて、相手に伝わるコミュニケーションができたら

さらに良いですね。

…周りの大人が事前に困らないようにしてくれるのがあたりまになってしまうと、

困ったことになった時に「なんで困らないようにしてくれないんだよ!」

と他責の感情を持ちがちなだけでなく、

自分で解決に向かう思考や行動を知らないと、

その思考と行動を選べません。

どんなに周りの大人が、

子どもが困ることが無いように事前にお困りごとを

取り除いてあげても、完全除去はできず、

子どもは必ず人生の中でお困りごとと向き合うことになるでしょうあ。

その時に、

自分は、お困りごとが目の前に来ても、

考えて人に頼って、解決に向かって行けるから大丈夫、

と思える、経験を積んでいた方が、

その子は逞しく自分の人生を生きていけると想います。

 

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最後まで読んでくださり、ありがとうございます💕

 

私の学びの共有が、お役に立てて、

そのことが子どもの今と未来の幸せに繋がったら、

私もとても嬉しいです。

 

2023年、今秋、私の初の著書、

宇宙人保育士が伝える、子どものとの関わり方の本が

発売となります。

詳細はまたお知らせします😉