カンボジアに来てからもう少しで1カ月。
プノンペンは多くの人が言っているように思っていたよりも発展しておりいろいろなものが手に入ります。
例えばBliss http://www.blissspacambodia.com/
ではとてもかわいいワンピースが50ドルくらいで手に入ります。(私はこないだセール品のワンピースを購入しました(22ドル))
そしてケーキをこよなく愛する私はThe shop http://www.theshop-cambodia.com/ にておいしいケーキが食べられることを知り、毎週通ってしまっております。
したがって、これまで住んでいた日本の地方都市よりもプノンペンは都会だし、住みやすいではないかと私は思っておりました。
ところであるときシェムリアップのマッサージ店に行った際にマッサージ師の女性に『一日朝の9時から夜の11時半まで働いて月収が50ドルしかないの。そして娘が居て、彼女の英語教室に月20ドル支払わなければならないから、結局母子2人で月30ドルで生活しなければならないの』との話をお聞きしました。
このマッサージ師の方だけが特別なのかと思いきやプノンペンの歯科助手さんたちも月収50ドルほどでそのなかから実家に仕送りをしている方もいるとのこと。
世界銀行は毎日1.25ドル以下で生活している場合を貧困と定義しております。http://web.worldbank.org/WBSITE/EXTERNAL/TOPICS/EXTPOVERTY/0,,menuPK:336998~pagePK:149018~piPK:149093~theSitePK:336992,00.html
カンボジアは近年急速に経済発展しているとはいえ、2008年時点では人口の22.8%の人が貧困に分類されるとのこと。http://povertydata.worldbank.org/poverty/country/KHM
カンボジアでは人口の4~5人に1人は貧困なのか。
もちろん当たり前のことではありますが、収入だけでは幸せは測れないし、このマッサージ師の方のほうがう~んと私よりもはっぴぃな生活を送っているかもしれません。
でもこの貧困が原因でまだまだ(特に地方では)人身売買が行われていたりとhttp://www.kamonohashi-project.net/problem/ 、私がのほほんと生活していている裏ですごく深い闇の部分をカンボジアはまだまだ抱えているのだなあということを最近感じております。
残りカンボジア滞在は5カ月強。この間にいろいろなことを吸収したいし、おこがましいかもしれないけど食べたり、お話したり、笑ったりするとき、そしてQOLをあげるためにはなくてはならないお口の健康推進のお手伝いを少しでもできればいいなと思っています。