人体の図鑑を見ていた息子くんが
突然
「心ってどこにあるの?」
と聞いてきた。

えっ????

返答に苦慮した私は、
「どこにあると思う?」
と逆質問で逃げてみた。

「頭で考えることと心は違う気がするんだよね~」
と感慨深げな息子くん・・・

「怒ったり、悲しんだり、楽しく思ったりするのって
きっと頭の中でしているんだろうけど、
頭は指令を出しているところっていう
感じがして、心とは違う気がするんだよね。
心で感じていることは、理由がないっていうか、
自分でもわけわかんないけど、
思っているみたいな感じかな・・・
口には出したりしないけれど、
自分では押さえられないような、
どこからやってきてしまうような。
そんなのは心でやっている気がして」

ふむふむ。
わからないでもない感覚。

でも9歳とは思えない。
哲学的だぁ。

「見えないけどあるものがいっぱいあるんだよね」
ということで納得していただいた。

息子くんなりにいろいろ考えているだなぁ。