2月後半に、お手伝いをさせて頂いているIT企業の創業40周年記念式が東京と白浜で別々に開かれ、参加してきました。そのIT企業は元々東京に本社があったのを、7年前に白浜に移し、広大な敷地内にIT関連以外、宿泊業や食堂経営、食品の販売等を含め、県内でも有数の大勢人が集まる企業となっています。この会社の社長（＝創業者）は、私の同郷の方で、苦労をされて現在の規模の企業にまで発展させた方です。東京では、日本を代表する企業を中心に約400名、白浜の本社では主に県内の政・財・官の方々が約150名集まり盛大に記念セレモニーが行われました。同社長が、「会社の敷地をINNOVATION SPRINGSと名付けたのは、白浜が温泉（SPRINGS）で有名であることと絡め、ここ白浜に、多くの人が集まり、その中で、面白いアイデアが泉のように湧き上がり、そこからビジネスチャンスが生まれる」と挨拶をされたのが印象的でした。このIT企業は、県内でもいち早くアドレスフリーを取り入れ、働き方改革の先頭を走ってきた企業で、社員の方々の働きやすい環境を目指してきたことでも知られています。創業して40周年を迎えたことは、絶えず変化し続け、危機をチャンスと捉え、進化し続けてきたことの証でもあるとのことでした。会社の規模や内容は雲然の差がありますが、弊社も先代が起業し37年になり、小規模ながらも、絶えず人々が集まり、地域の方々に認められ、貢献できる会社にしていきたいと新たに思いました。
