エプソンエコタンクの価値 | 文座衛門書店のブログ

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エプソンエコタンクEW-M660FTが、廃インク吸収パッド交換警告が出て作動停止になった。

 


2016年7月に購入してから約2年目の結果。
この機種は廃インクタンク交換型ではないので、メーカー窓口に修理交換等の依頼しなければならない。
修理に出すと1枚当たりのコストが高くなるから廃棄か保留だ。新しい機種を買うことにする。
買う前に廃インクタンクのことを質問したが明確な返答を得られていなかったのでちょっと不満だった。
お陰で今回の件が廃インクタンクの限界枚数を算出してくれたのでデータを得られた。


俺はモノクロ書類を11万枚印刷というヘヴィーな稼働をした。
このプリンターの耐久枚数は5万枚というのが仕様なので、その倍以上の枚数は印刷できた。
ブラックインクボトルを15本消費、カラーインクは6本消費。
5万枚印刷したころからローラーの不調が現れた。原因は紙から発生する微細な埃だ。
エアーダスターで埃を除去するなどメンテナンスしながら使用。他には頻繁にノズルが目詰まりするので何度もノズルクリーニングをする。
写真や図などが挿入されたページを印刷すると線が入ったり色が出なかったりする。
一度に150枚印刷する前には必ずノズルクリーニングしないと紙が無駄になる。
ノズルクリーニングも1度では済まないことも多々あるのでテスト用紙を何枚も消費する。
印刷の仕上がりを高品質なものにするにはこれくらいの手間とコストは必要だった。

ほとんどの印刷はモノクロなのでブラックインクの消費が大きい。
11万枚でコスト計算するとA4サイズ1枚の印刷コストは(文字サイズ10.5ポイント、1行38文字が30行という平均)
1ページあたりの純正品インク代コストは約0.27円、プリンターの減価償却費も1ページあたりに割り当てると0.5円。
モノクロ1ページあたり合計約0.77円ってところかな。

このプリンターを使用してテキストや資料集約300頁の冊子を印刷し、とじたくんで簡易製本して商品化する。
エコタンクのおかげで低コストな製作できるのでとりあえず重宝している。

 

以下の機種は両面印刷もできる。

 

次に購入予定の機種