シリウス信仰と飛鳥京 | 文座衛門書店のブログ

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紀伊国屋文座衛門書店のブログ-シリウス

文座衛門は子供のころから斑鳩の里や明日香村にある飛鳥京に思いをひきつけられていた。
日本とペルシャを結ぶラインであるシルクロードから海を渡って西方の文化と日本は交流をしていた。
日本の歴史でわかるかぎりでは聖徳太子(574-622)のころの話だ。そのころ日本は仏教の伝来と共に他の宗教的思想も伝来していた。代表的なのは秦氏の拠点である京都の広隆寺にある弥勒信仰。

弥勒信仰というのは仏教ではないのだ。元をたどれば古代ペルシャのミトラ教らしい。そのミトラというのはmitra、mithra、maitreya(マイトレーヤ=弥勒) のこと。ミトラ=弥勒信仰は景教に分類されるのかもしれない。そこはもっと何か資料を調査してみなければ文座衛門にはわからないが景教とは唐代の中国で認識されていたキリスト教のネストリウス派。一説ではミトラとはキリストのことである。

ミトラは太陽神の化身として活躍した。仏陀もインドでは太陽神の化身として十番目の化身として神格化されている。共に太陽神の化身というのが共通点。
このミトラと太陽の関係はシリウスがキーワードだ。
なぜシリウスが太陽信仰と関係があるか? 秘教では星にも霊体があるという。星もこの私たちの肉体と同じように霊体があるそうだ。人間の体は肉体と、霊体であるアストラル体、メンタル体、魂、という構造になっている。私たちがいつも目で見ているあの太陽の霊体がシリウスだという。さらにその霊体もあるという。

シリウスは別名、天狼星、犬星とも呼ばれている。
エジプトでは犬の頭をしたアヌビス神。どうやら犬神とシリウスは何か関係あるらしい。
日本の犬神信仰はシリウスとどんな関係があるのか?
そういうことでシリウスとは一体どんな霊力があるのか?また何をもたらせてくれるのか?気になるところだ。アフリカのドゴン族にもシリウス伝説があり遥か遠い昔にシリウスから智恵がもたらされたという伝説も残っているくらいだ。
秘教では、人があるレベルに進化するとシリウスへ行く選択権が与えられ高度な存在となるためのイニシエーションを授かると云っている。ゴータマ王子、レオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、バプテスマのヨハネ、ラーマ、ヘラクレス、クリシュナもシリウスへ行ったとされている。そして彼らは再び地球へ戻る。

飛鳥京の敷地が聖方位(神殿方位が真北から20度西へ傾いている方位)であると定義されている理由がペルシャのペルセポリスも同じく、神殿方位が真北から20度西へ傾いている方位であるとするものが根拠らしい。その方位の空には冬至(古代においては12月25日が冬至であった時期もある)の深夜にシリウスが見えるという。古代ペルシャのペルセポリスはゾロアスター教の聖地。日本語では拝火教という。火を祀る信仰だ。日本では東大寺のお水取りがそれと関係するのではないかと松本清張が言っていたのを思い出す。
もしかして聖徳太子は景教を通してシリウス信仰を行い、何か偉大な宇宙の神秘を知っていたのかもしれない。彼の叡智はシリウスからのインスピレーションによるものか?

今年の冬至やクリスマスの深夜は、真北から20度西の傾き方角にシリウスを観て瞑想や祈りなどしてはいかがですか? その方角のシリウスへ火を捧げて礼拝する。インドでは樟脳をランプで燃やしそれを回して神に捧げるアラティという方式をとっている。小さなキャンドル七個でもよい。

みなさんはどんな祈りをしますか? 原発廃止、世界レベルの非核三原則確立、世界金融支配の終焉、正しい政治経済の始まり、貧困撲滅、自然環境の再生、世界平和・・・・・・・・人類の和合。






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