そして迎えた翌日。
朝食は9時にお願いしていましたが7時前に目が覚めました。
せっかくなので、朝風呂に入ろうとお風呂番のおじさんに電話。昨日のお風呂と違う塗りのお風呂を用意してもらいました。
ここの家族風呂はステンドガラスが綺麗なお風呂と、床が漆塗りのお風呂と2種類あります。いつも濡れる床が漆塗りってすごいですよね。漆塗りといっても豪華絢爛ではなくてシックなデザインでした。
お風呂から上がってお部屋に戻ると、お目覚めのお茶が運ばれてきました。
出た!お茶。もう何回目?
決して悪い意味ではありません。毎回提供の仕方も変わっているし、おもてなしされるなぁってしみじみと感じます。
お煎茶と梅干し。体にしみわたるー。
布団を敷きっぱなしにしてもらっていたので、朝食まで本を読んだりして布団の中で過ごします。
9時前にお食事が運ばれてきました。
朝食は湯豆腐って聞いていたので、あまり期待していませんでした。
湯豆腐そんなに好きじゃないし。。。
でも食べたらめちゃんこ美味しかった。好きじゃなくても美味しい物は美味しいですね。このお豆腐は俵屋さんも、炭屋さんも同じ物を使っているそうです。
ご飯は土鍋で炊いたご飯。カレイの干物、ちりめんじゃこ、湯葉のたいたん、ご飯がすすむ。地味な朝ごはんですが、晩ご飯より朝ごはんの方が私の幸福度高かったです。どれ食べても美味しいーって口から言葉が漏れるんです。
1時間ぐらいかけてお食事したらお膳が下げられて。。。
布団の中で本を読んでいると、仲井さんがまたお茶を持ってきてくれました。
今度は生姜湯です。
この生姜湯が美味しい。
夏場はあめ湯で、寒くなると生姜湯が出されるそうです。
そして、チェックアウトの時間になりました。
チェックアウトした時、心付けの領収書くれた。w
心付けも迷ったんです。サービス料込みですし、要らないかなとも思いましたがお渡ししておいて良かったです。
最初お部屋に入った時には古くて失敗したかもと思いましたが、結果泊まって大満足でした。ここは高級旅館ではなくて一流旅館ですね。とにかく幸せな時間が流れました。
クラブラウンジがあるホテルもいいですが、旅館もいいですね。心地よかったです。
俵屋にも泊まりたくなり、帰りの足でそのまま俵屋さんに寄って予約して帰ろうかと思いましたが、仲居さんが見えなくなるまでお見送りしてくれたので、寄る事が出来ませんでした。
(俵屋はホームページもないし、予約は直接電話かjtbでしか出来ないそうです)
続く