わたしが記憶にある
一番小さいころって
5,6歳です。
母は家で内職をしていて
私が話しかけると
母は鬱陶しそうに手を止め
機嫌が悪くなりました。
手を止めずに
少しでも仕事を多くやって
お金にしたかったのだと思います。
だから、私は何かしている人に
話しかけるのが
苦手になってしまいました。
小学校一年生の時
休み時間にトイレに
行きそこなって
授業中におしっこが
限界になりました。
シーンとした授業中
40人の同級生がいる前で
「せんせーい、
トイレに行きたいです!」
なんて言えませんでした。
モジモジしたのち
おもらし 決定
自分の椅子から床に
おしっこが流れていくのを
気が遠くなりそうに
なりながら見たことを
鮮明に覚えています。
保健室で着替えをかりて
家に帰りましたが
母におもらししたことを
伝えるのが怖くて
黙ったまま
外に遊びに行きました。
遊びながらも
どうやって母に伝えようか
悩んでいました
家に帰ると
母は近所の同級生の母親から
私のおもらしのことを
聞いて知っていました。
鬼のような顔で
「おもらしするなんて
恥ずかしい!!
なんで黙ってるの
友達から聞くなんて
恥ずかしい!!」
と激おこでした。
うつむいて
「ごめんなさい」
と言ったような気がします。
母の怒りは
「わたしに恥ずかしい思いをさせないで」
というもので
こどもの気持ちをなんて
しったこっちゃないんですよね。
今なら
「わたしの方が恥ずかしかったよ!」
「お母さんが怖いから
話せなかったの!」
と言ってやりたいです。
こどもが嘘をついたり
本当のことが言えないのは
親が怖いからだそうです。
もしお子さんがおもらしをしても
叱らないであげてほしいです。
クラスメートの前で
おもらしをしたことで
すっごく
傷ついていますから。
最後まで読んでくださり
ありがとうございます。