私が井澤勇貴さんのファンになるまで | もそもそ

もそもそ

気がむいたときにかいたりかかなかったり。
俳優の井澤勇貴さんを応援しています。
今のところ観劇した井澤さんの舞台やイベント関係についてレポートや自分用のメモとか。

さて。



最近Twitterばかりやっていて、140文字以上の自分の考えを書きおこす機会って、ほんとにファンレターくらいしかなくなった気がします。

ここ数日、続けざまにレポやお花についてブログに書いてたから
「文章書くって楽しいじゃん!?」と謎のテンションになったので、何か書きたいなあと思いまして、話題を考えていました。

最近、俳優ファンの知り合いから
「何がきっかけで井澤くん好きになったの?」と聞かれる機会がちょこちょこあって
この作品から、この役からというサクッと答えられるものがなく答えに詰まることが多かったので
せっかくなのでこの機会にまとめてみた次第です。


長いし、おもしろい話でもない。
そしてオタクなのでオタクみが全面にでているかと思います。


私が井澤勇貴さんという役者に出会ってから、ファンになるまで。



一番最初の出会いは
「ここはグリーンウッド」の実写ドラマだったと思います。
この時はあまり若手俳優にも詳しくなかったので、ゲキレンジャーの役者さん(三浦力さん)が出てるから見てみようという認識だけで
はたして出会いとカウントしていいのかも微妙です。

それからしばらくして井澤くんの初舞台となる「PEACEMAKER」がありました。
その当時アミューズ事務所みんな大好き!という状態だったこともあり、アミューズの吉村卓也くんが主演ということで友人と観に行きました。
原作から井澤くんの演じた北村鈴が好きだったので
鈴のこかわいかった!滝口くんの辰兄めっちゃよかった!などと言いながら、DVDを購入したのを覚えてます。

当時はおそらく名前も調べていなかったのですが、それでも偶然にも井澤くんの初舞台の作品を会場で観れていたことは、今となっては自分で自分を褒めてやりたい案件のひとつです。

初舞台で立ったGロッソに、4年後メサイア鋼ノ章で主演として戻ってきたんだ!と勝手に胸を熱くすることもできました。



ここまではあまり、経緯とはいえないですね。


ファンになるにいたった最初のきっかけのきっかけは、たまたま観た戦国鍋TVという番組でした。
若手俳優が戦国武将に扮して軽いノリで歴史が学べるよ、という番組。

その時にはテニミュを一通り観ていたので、知ってる役者さんがいっぱい出てるなあと、見れるときに見るようになりました。
この番組自体には井澤くんは出ていなかったんですが

その後「あの戦国鍋TVが舞台化するんだって!」ということで
新春戦国鍋祭、そして翌年その2作目、井澤くんが出演した大江戸鍋祭を観に行きました。
どちらもすごくおもしろかった、というのが観劇後の純粋な感想ですが
このときに、観てたんですよね…。


それから少しして、
赤レンガ倉庫で戦国鍋TVのライブがありました。
高校時代からの友人Kちゃんは戦国鍋がきっかけで村井良大さんのファンになっていて
私も戦国鍋が好きだったので(と言っても全部は見ていなかったので完全なにわかでしたが)行く行く~~と割と軽い気持ちで一緒に参加しました。

AKR四十七があまりにもかわいくて、その日帰宅してから「よく戦国鍋に出てるこは、井深くんっていうのか。かわいいな~」(当時は特撮とテニミュ出演者以外の名前をあまり把握してなかった)とTwitterでほいほいつぶやいてたら
Kちゃん「井深の出てる舞台のDVD持ってるから!上映会しよ!!!」


……オタクというものは本当に、恐ろしい。
いえ、ありがたい生き物ですね。
少しでも自分の領地に引きずりこめそうなきっかけを逃さない。
結果的にこれがもとで私は見事にるひまの沼に足をつっこむことになりました。


我が家で行われたDVD上映会。

「新春戦国鍋祭」「僕等の図書室」「We Love 兄さん」の3本だったかと思います。
そのときちょうどニコ生配信の「僕等の図書室2」も購入できる時期で、観せてもらったぼくとしょがおもしろかったので、滑り込みでニコ生チケット買ったのを覚えてます。


それから1ヶ月ほどたって、「さとうのまんま」という佐藤貴史さんのトークイベントがありました。
平日でしたが突然振休で休みとなり、ゲストで井深くん出演するみたいだし行ってみようかなと気軽に当日券で入りました。
そこに来ていたKちゃん。
「今日井澤もゲストくることになったらしいよ」
「あ、そうなんだ、へ~~」

そのときは大江戸鍋の記憶もおぼろげだったし(まだDVD出てなかった)
ラブ兄とぼくとしょ2にいたあのスラッとしたこか、という感じで
ぼくとしょ2配信も確かピノキオはなかったんですよね。

そのくらいの認識でみていた「さとうのまんま」

記事に画像つけないと後でさみしいのでこれだけつけとこう。
image

私の手元に残ってる井澤くん出演の一番古いチケット。多分。

話の流れはあいまいですが
井澤くんがさと兄大好き、大好きってずっとさと兄に後ろから抱きついていたし
たしか「毎日○○してしまい困っている」といったお客さんのお悩み相談に対して
「俺なんて毎日さと兄のちんこ触ってる」と返して


(???綺麗な顔してこのこは一体…?)


私が井澤くんに抱いた一番最初の印象でした。



さてさて。

そんな気持ちで2012年の年末が近づく頃、大江戸鍋祭のDVDが発売されました。
前述したように公演も観に行てたんですけどね
Kちゃんによりるひま作品の英才教育を受け、改めて観たら

めっっっちゃハマった。

殿かわいすぎる、なんだこの、みんなかわいいやつ。

そして松の廊下走り隊7。

アッッッ待って!!!
井澤くんの歌声、すごい、好き!!
ダンス、すごい好き!!

おっっっそ!!!!!
誰もいないから自分でツッコみます。
今更です。
1年前に既に生で観てたはずのものです。
遅いです。

好きになる、ということには、その時のタイミングもかなり大きく関係しているということを、身をもって知りました。
まったく同じ物を見聞きしても、知識や気持ち、心持ちによって感じ方が全然違ったりするんですよね。
不思議ですね。

部屋から大江戸鍋祭を観劇したときにもらったユニットCDを掘り起こし
しばらくは松の廊下走り隊7ばかりを聞いていました。

歌声がとにかく好きで、好きで、サビ前の1フレーズのソロを、何度も何度も聞いてました。
歌もダンスも、ちょっとだけ拍をずらしてためてから決めるような、丁寧で綺麗だけどメリハリがあって
あんまりうまくいえないんですけど、そういうところが「うわーーー好きだなーーー!」と思いました。


そして年末。

「かみばなのチケット余ってるんだけど、いかない?」
と友人から声をかけられました。
なにやらるひまで年越しのカウントダウンイベントが行われるとのこと。
(今となっては私にとっても毎年の恒例行事になってましたが、当時はそんなのあるの!?すご!!だったのです)
「誰がでるの?」とチケット券面をみせてもらったところ、井澤勇貴と表記があり
「井澤くんいるの!え、あ、い、いく、いきたい!」

そんなわけで私はこのかみばなで初めて『井澤くんが出ているから』という理由を決定打として、イベントに行くことになりました。


それからしばらく、るひまのブログなどあちこちを掘り返していき
舞台上以外での井澤くんについての知識を身に着けていきました。

本人のブログやTwitter、るひまのブログ、るひま共演者のブログなど
ある程度見終わった頃には、私はすっかり井澤くんかわいいマンとなっていました。

というのも、
昔からグループの中の末っ子タイプに弱いこともあり
当時ぼくとしょという輪の中で、いじられてかわいがられてる様子を目にする機会が多かったことが大きかったと思います。
るひまのみなさんほんとに仲良しで愛しくて
るひま尊い…ぼくとしょ尊い…という思いもどんどん強くなる一方でした。

関係性やその中のポジションというのはその集団によって変わるものだから
別の現場では頼りにされるお兄さんになっていたりというのももちろんわかっているのですが

そもそものきっかけでもあり、その中の関係性からこじらせていったから
今でも私にとって、るひまは年末年始に帰る実家だし、ぼくとしょメンバーを特別なものとして神格化しているのだと思います。


少しして、井澤くんの初主演舞台「ソラオの世界」のチケットが発売されたことを知り
「気になるし観に行ってみようかな」と1公演分、チケットを買いました。

初主演。

まだちゃんと知りはじめたばかりだけど、漠然と、何かしらの形で応援したいなという思いがあり
そのとき「井澤くんファンでお金を出し合ってスタンド花を贈ろう」という企画が立っていて、参加させていただきました。
よく考えたらこれが私が誰かにお花あげた、一番最初でした。
ロビーに飾られていた、みんなで出したお花をみて、なんとなく初主演舞台を応援できたような自己満足もあり、すこしそわそわとして嬉しかったのを覚えています。

それでソラオ、観たんですけど
いや、ほんとに、よかったんです。めちゃくちゃよかったんです。
ありふれた平凡な青年の演技が、本当に自然なの。
演技のはずなのに、セリフのひとつひとつがセリフとしてじゃなくてそのまま井澤くんの自然な言葉になってるっていうか。
芝居において「特徴のない役」を演じることって、難しいことなんじゃないかなあと個人的に思っていたのもあり

「このこの芝居をもっともっとたくさん観てみたいな」

そう思いました。
公演を観たのはその一度きりだったけど、すごくよかったので、その後ニコ生配信チケットも買ったんですよ。

ニコ生配信ね。
初日でも千秋楽でもない公演だった、はずなんだけど
カーテンコールの挨拶

突然井澤くんが感動してグスグス泣きだして
挨拶の言葉がでなくなっちゃってて

?????

なに、この、かわいい、こ、え??は???え?????

いやもともとかわいいなあとは、思って、いたんだけど

ちょっと、意味がわからないな????

歌が好きで、ダンスが好きで、芝居が好きで、声が好きで、それでこんな、こんなかわいいとかありか?????なしだわ????うそめっちゃあり

ニコ生視聴期限ギリギリまで、泣いてるカテコを何度も何度も観返しました。


それからちょっとして
僕等の図書室2のDVDが発売されました。
既にぼくとしょ大好きマンと化していた私は、めちゃくちゃたのしみにしてたんですが
案の定、かわいすぎて、私の中で神DVDの1本となりました。

ピノキオも、ピーターパンも
ショタ…ショタがおるで…ショタや…。

特典の舞台裏映像もめっちゃくちゃイジられててすっごいかわいくて。


個人的にすごくぐっとくるポイントで
その当時、本人のブログやツイッターは割とすかしてるというか、いやこれは言い方わるいな、ちょっとオシャレだったり落ち着いた感じで書いてるのに
他の人から書かれる井澤くんはめっちゃくちゃかわいいんですよね。

もうどうみてもかわいいのに、自分ではかっこいい演出をしてるのかなあというのがかわいい。

もちろん、かっこいいと判断する方もたくさんいらっしゃるのはわかっています。
何言ってるんだこいつ、と思う方もいらっしゃるかもしれません。

多分、めちゃくちゃかっこいいからこそ、いろいろひっくるめて、かわいい。

そう思うのが私の主観で、正直な気持ちです。
まあ「かわいい」と思われてもあんまり嬉しくないのではとも思うんですけど
そう思ってるもんは思ってるんだからしかたないです。


その後、BOYS★TALKが発表されて。

ぼくとしょ2DVDを延々とみて、お兄ちゃんたちに弄られてる井澤くんかわいいなあと患っていた私は
井澤くんと龍くんで共演…きっとかわいいところたくさんみれる…行くしかない…。

最初の先行でチケットを全公演取りました。

いや、5公演しかなかったし全通したんだぞ!とドヤってるわけではまったくなくて
いままでみたいに「行ってみよう」って1公演だけ取ってみる、じゃなかった。

観劇する前から複数公演分のチケットを購入するというのは、私にとっては特別なことでした。
というわけで、振り返るとおそらくこの時点で自分にとって、「私は井澤くんのファンだ」と判断できる状態になっていたのではないかと思います。

BOYS★TALKは舞台というよりトークイベント要素が強そうだったから、ということもありますが
その後の刑事・ル、ClubSLAZYと公演を重ねる頃には
行ける分だけ事前に複数公演チケットを買うことが当然のことになっていて
観劇するたびに「最高だ!最高だよ!!」という気持ちがもっと大きくなり

自分でも「あっわたし井澤くんのファンだな」と自覚していました。

余談ですがSLAZYを観て
SLAZYという作品自体と井澤くんの演じたエンドがあんまりにも好きすぎて余計にこじらせた感もあります。



これがファンになるまでの話。
結局スキルにはまったのか、内面にはまったのか、それ以外なのか、どうなんだろう。

1つずつが積み重なって、全部が今に至る「きっかけ」だったんじゃがないかなとも、思います。




それからもう、3年が経ち
ほんとにいろんなことがありました。


ファン活動を続けて、信じられないくらい幸せなこともいっぱいあった。
正直もうファンを辞めた方が世のためかなって荒んだ時期もあった。
それでも「ファンは3年周期」と耳にするなか、結局今はこうして当たり前のように4年目を過ごしています。

かわいい!がかなり先行した状態のスタートだったけど
ファンになってからは
応援したい、これからが楽しみだと思う気持ちがすごく大きくなりました。

井澤くんの芝居を観ていると、あーーーすごく幸せだなあって思うんです。

何かの作品をみたときに「ああ、いつもの井澤くんの演技だったな」って思うことがないんですよ。
特徴がないわけじゃないけど、こういう芝居、前の役で同じようなの観たなと思うことがない。
毎回、今回はどんな芝居がみれるんだろうってすごく楽しみだし
セリフのないところでも、細かい表情や動作だけでも、役として演じて生きてる。

だから同じ作品でも毎回違うし、何度だって観たくなるし、何度でも観終ったあとに今日も最高だった…って幸せな気持ちでいっぱいになって
公演期間中は幸せになれるシャブをキめに会場に通ってるみたいなそんな気持ち。
例えが悪いけど。


もっともっと上を目指そうとしている、それが言葉だけじゃなくて
実際にどんどん自分の力で大きくなってるのが、目に見えてわかるんですよね。
有言実行というか、言葉にすることでわざと自分を追い込むというか。

井澤くんの長い芸能活動のうち、私が見てきたのはほんの3、4年。
その間だけでも、つかんだチャンスを1つも無駄にしないで1段ずつレベルアップのための経験値にして、登って行ってるのを、目の当たりにしてきた。

まだ23歳だよ。

これから5年後、10年後、いったいどんな役者になっているのか。
どこまで進んでいくのか。
どんな景色を見せてくれるのか。
もしかしたら行き着くゴールは役者としてだけではないかもとか。

そういうの考えたらわくわくするんだなーーー



「好きな俳優は、井澤勇貴くんです」


私が何かをしてるわけでもないけど
いつだって胸を張ってそういえる役者を応援することができて、誇りに思うし幸せです。



それでもやっぱり井澤くんについて話すとき
私はいつでも一番にいいます。



「へへ、あのね~~めっちゃかわいいの~~♡♡♡」