【手術を勧められてから決断まで】

 先生から手術を勧められたものの、出産もしていないことからとても悩みました。出産の予定もないけれど、臓器1つをなくしてしまうということは私にとって大きな決断です。その時に考えたのはこの3つ。

 ①このまま閉経まで、だましだまし過ごしてしまう

 ②絶対に子宮を温存したいと訴える

 ③勧められるまま、全摘手術を受ける

凄く悩んだけれど、最終的に選んだのは③でした。仮に①を選んで奇跡的に妊娠しても、そんなに大きな子宮筋腫があればきっと無理…それなら②は?そもそも40代半ばの私。仮に子宮を温存したとしても妊娠出産には年齢の問題がある…そして私の身近な人の中に、一度子宮筋腫の手術を受けた(子宮は温存)けれど、再発して(しかもかなり大きくなった)全摘手術された方を知っていたことも大きなきっかけでした。

 

【手術の時期は?】

 悩みに悩んで、全摘手術を受けることに決めたものの…今度はいつ手術をするか?ということも悩みの種でした。仕事については病気療養として休みを取ることは可能ですが、時期を選ばないといろいろな人に迷惑をかけてしまいます。私の仕事は、お盆休みもはさむ夏が比較的ゆっくりできるので夏一択ということに気が付きました。命に関わる病気ではないから、急がなくてもいいとは言われつつ、来年の夏はいろいろと仕事で忙しいことが分かっているので今年の夏がチャンスです。たまたま先生も手術の日程が取れるということで、急遽7月に手術が決まりました。