私は、生真面目すぎる欠点があるようです。

 

 

何をするにも誰かの許可がないと動けない。

 

親の影響が大きいんだろうな。

 

「〇〇したいんだけど、いいかなあ」

 

親はいつも

「やめとき、失敗するで、お金かかるで、しんどいで。。。」

 

 

何かにつけて、冒険をしようとする私を全力で止めた。

 

 

 

「スキーに行きたい」といえば

 

「転んで骨を折るからだめ」

 

 

 

「海外旅行に誘われた」といえば

 

「飛行機が落ちるからだめ、外国人は、怖いからだめ」

 

 

 

「保険会社の、財形貯蓄の契約をした」といえば

 

「だまされてるから、解約しろ」

 

 

 

今から考えたら、笑えることばかり。

 

 

 

でも、反対を押して、行動して、なにかあったときには、一生言われる・・・

 

「ほら、言わんこっちゃない、自分たちの言いつけを守らなかったからだ」

 

「あのときに、こうしなかったから、今こうなったんだ。

親の言いつけをまもらなかった、悪い娘だからな」

 

 

この、悪い娘、親不孝な娘というキーワードが怖い。

 

「人間失格」ぐらいの勢いの烙印。

 

でも、本当は、親の愛情だったんだろうなと、分かるようになった。

 

 

 

 

 

でもそれは、愛情という名前の、呪いでもある。

 

「親の言いつけを守らなければ不幸になる、親不孝、人間失格」

 

 

そんな囚われによって、

 

自分がワクワクすることを封印してきたんだなと思う。

 

 

封印したワクワク感は、もうワクワクすることがなにかもわからないくらいになり

 

自分がしたいことが何なのか、何にワクワクするのかさえも感じない。

 

そして、いつも、間違える。

 

ワクワクしないほうを、選んでしまう。

 

 

あ!そうか。

 

ワクワクすることについて、許可してもらえたことがないから

 

許可してもらえそうな、間違ったほうを選ぶ癖がついているのかも。

 

こんな歳になるまで、そういうことがわからずに生きてきたんだな。

 

 

 

 

これから、生き直し。

 

ワクワクする自分の感情を取り戻していこう。