きの夫です
きのこが金曜から二泊三日で出張に出ております。
この週末は一人です。
しょーがないので・・・現場に行ってきました
本日は早くも基礎の配筋が完了しており、
型枠を立てている最中でした。
現場の作業員の方ともご対面。
親方さんにご挨拶して、飲み物とお菓子を差し入れてきました。
気さくな方で、疑問にも丁寧に回答してくださる
理想の親方さんでした。安心です。
以上です。
ここからは、寂しさを紛らわすために
鉄筋についてツラツラダラダラと書き続けます。
建物を支えてくれる基礎の鉄筋コンクリートですが
コンクリートは圧縮される方向の力に対してはめっぽう強いものの
引っ張られる方向の力に対しては弱く、ひびが入ってしまうという特性がございます。
一方の鉄筋は圧縮される方向の力に対しては弱く、途中で座屈して(折れ曲がって)しまうものの
引っ張られる方向の力に対しては伸びて耐えるため非常に強いという特徴があります。
鉄筋コンクリートは二つの材料がお互いの弱点を補強しあった夢のコラボレーションと昔学校で学んだ気がします。
そんな基礎の鉄筋、現場でしっかりとチェックしてきましたよ
一番重要なのは「かぶり厚」が確保されているかどうかの確認だと思います。
-かぶり厚-
鉄筋には、空気中の水分に触れると錆びが進行してしまうという特徴もあります。
基礎内の鉄筋が錆びると体積が膨張するため、押し広げられた周囲のコンクリートにひびが入り、そのひびから入った水分でさらに鉄筋が錆びるという悪循環が。
ロングライフな基礎の実現のためには鉄筋がしっかりとコンクリートで覆われて錆びが進行しにくくなっていることが不可欠となります。
最低でも30mm以上の厚さのコンクリートがぐるりと鉄筋を囲んでいることが必要と言われており、その厚さのことをかぶり厚と言います。
下の写真では両側の型枠のちょうど真ん中に基礎の鉄筋が通っているためコンクリートを流したときにも、鉄筋の外側は十分なかぶり厚さが確保されそうです。
鉄筋に取り付けられた下図のレンコンのような部品もかぶりを確保するためのものとなります。
このレンコン部品(スペーサー)の半径は当該個所で必要なかぶり厚さとなっているため、これが取り付けられている限り、鉄筋が上下左右のどちらかの型枠に近づいてしまいかぶりが不足するという事態が回避されます。
さてさて、明日は気になるエクステリア関連の会社さんの予約が取れたので
はるばる一人で甲府まで車走らせてきます。
きのこがいない間に、がっつり外構を決めてきちゃいます