目が覚めた瞬間、喉に異変を感じた。




あぁ~これは……



……やってしまった。。。

風邪引いた。




そう思った先週土曜日。




ま、ほっときゃ治るだろう。



いつもの如く、体たらくなちぃはそう思った。





しかしそれが甘かった。




病原菌はちぃの身体をどんどん蝕み、ついには寝床と仲良しにさせてくれた。




月曜になってようやく病院へ。

そりゃあもう地べたを這うように。

ズルズルと。



「どうしましたか?」

医者は聞く。

「どうやら風邪を引いたみたいで……」

鼻をすすりながらちぃはやっとの思いで言った。



いくつかの問診と触診を終えたおじぃちゃん先生はちぃに一言。




「インフルエンザの可能性がありますね」





……え?

インフル?




ちぃは絶句。




ねぇ、先生。

先生はご存じ?

ちぃは12月にインフルの予防接種をしているのよ。




「今年のインフルはワクチン打っても意味ないからねぇ」



そう言い切って本当にインフル感染したか手際よく調べ始めるおじぃちゃん先生。



あぁぁぁ~~~。

な、なんてこと!

予防接種のためにいちいち仕事を休んだのに!!

腹をくくって痛い思いをしたのに!!!

保険のきかない高い医療費を払ったのにぃ!!!!!






そして検査を終えたおじぃちゃん先生はニヤリと笑ってこう言った。








「こりゃ、普通の風邪だわ」








……先生。

お騒がせすぎます。





だから言ったじゃない。





風邪引いた、って!