昨年、すべての新築住宅を対象に、2020年から省エネ基準への適合が義務化されることが決まりました。

 

 

新たな省エネ基準では、これまでと同じように断熱性能を評価するだけでなく、冷暖房をはじめ、換気や給湯といった設備機器の性能も合わせ、建物と設備機器を一体化して総合的に評価を行う仕組みとなります。また、今までのような単なる目安ではなく、基準を守ることが義務化されたことで、今後はより一層、省エネに配慮した家づくりが求められていくことになります。

 

「木の香の家」では新たに「住環境推進委員会」という委員会を社内で立ち上げ、さまざまな研究を進めています。今年7月からはお客様にご協力いただき、省エネ住宅のモデルハウスも建設中。今後はさまざまなデータを取得し、よりよい家づくりに役立てていく考えです。

 

四季のある日本では夏と冬の寒暖の差があり、温度変化に気を配ることが快適な住まいには欠かせません。また、最近ではヒートショックでお亡くなりになる方が年間1万人以上いると推定されており、安全性の面からも断熱性の高い家づくりが求められています。

 

最近ではゼロエネルギー住宅なども注目を集めていますが、私たちが第一に考えるのは、快適な家づくりをすること。これからも「過ごしやすい家」を追求し続けていきます。