2)模型の検討から地鎮祭へ | 木の家散歩

木の家散歩

木の家の設計監理経験豊かな建築家・山中文彦と木材産地、職人技術者のネットワークにより、夢の木の家を造る「木の家づくりネットワーク」のブログです。自然素材を活用し、家族と環境に優しい、本物の木の家をCM型施工管理システムによるリーズナブルコストで実現します。

設計の方向性が決まってからは模型の制作により全体の
フォルムの確認を行いました。

都市の木の家としての様々なご提案をする中で
中庭案や三階建て案、様々な可能性を模索する
ことになりました。

住まい手の型と共に納得する案を見出すために
様々な検討をお行いました。

特にポイントとなったことは、高齢化に備えて
住宅内の住み替え、住戸内リロケーションが
できるかどうかがポイントになりました。

今は元気で、近い将来家族が気持ちよく生活する
ために、場合によっては若干のリフォームを行って
末永く木の家暮らしが出来るかは大きなポイントです。

将来は一階ですべての生活が出来るように検討する
これはご両親の介護体験から生まれたコンセプトです。

それでも、元気なうちにご自身の趣味と生活を
思う存分楽しみたい、そんな思いを実現しました。


設計が終わって、見積、予算調整、再プランニングを
経て、いよいよ着工しました。

現在の住宅の解体を前にして、ご両親の思い出が詰まった
旧宅の解体です。

その前に、感謝の気持ちを込めてお清めを行いました。


お施主さんの気持ちを胸にしまって、いざ着工です。

都市(まち)の木の家の完成見学会はこちらから

都市の木の家・完成見学会