設計の方向性が決まってからは模型の制作により全体の
フォルムの確認を行いました。
都市の木の家としての様々なご提案をする中で
中庭案や三階建て案、様々な可能性を模索する
ことになりました。
住まい手の型と共に納得する案を見出すために
様々な検討をお行いました。
特にポイントとなったことは、高齢化に備えて
住宅内の住み替え、住戸内リロケーションが
できるかどうかがポイントになりました。
今は元気で、近い将来家族が気持ちよく生活する
ために、場合によっては若干のリフォームを行って
末永く木の家暮らしが出来るかは大きなポイントです。
将来は一階ですべての生活が出来るように検討する
これはご両親の介護体験から生まれたコンセプトです。
それでも、元気なうちにご自身の趣味と生活を
思う存分楽しみたい、そんな思いを実現しました。
設計が終わって、見積、予算調整、再プランニングを
経て、いよいよ着工しました。
現在の住宅の解体を前にして、ご両親の思い出が詰まった
旧宅の解体です。
その前に、感謝の気持ちを込めてお清めを行いました。
お施主さんの気持ちを胸にしまって、いざ着工です。
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