3月半ば、判定日でした。


結果は陽性。


前回はすぐに診察室に呼ばれ、結果を聞きました。なので、判定日は結果に関わらず、内診は無く診察室に呼ばれるものだと勝手に思っていました。


が、呼ばれたのは内診室。


「あ、もしかしたらそういうことかも!」


と思ってるうちに、内診が始まりました。

フライング検査、しておけば良かった…。



内診される準備万端の状態、仕切られたカーテンの向こうから、

「妊娠してましたねー、内診しますね」と先生の声。


え、カーテン越しに結果を知れるやつ?

しかもなんか軽い感じで言うてはる!

診察室で神妙な感じで言われると思てた!



多分、ほとんどの方がフライングされて、あらかじめ結果を分かってる状態なんでしょう。



「あ、してましたか!あ~~!」みたいな間の抜けた受け答えしかできませんでした…。

多分先生からすると、「え?知らんかったん?」って言う気持ちやったと思います。


……フライング検査、しておけば良かった…!



薬を判定日までちゃんと飲みたい、って思うなら判定日当日、服薬終わってから検査すれば良かったやん!痛恨の判断ミス!


内診が終わって、診察室に行くと改めて陽性であることを先生から伝えてもらいました。



タイミングの時も、人工授精の時もフライング検査はしていませんでした。

生理が予定より数日遅れたら検査しましたが、検査薬は真っ白でした。

なので、これが初めての陽性判定です。



自分のことですが、自分のことではないような、「あ、そうなんや!」と言うビックリしたような、でも事実を淡々と受け止めてる感じ。

陽性判定をもらう想像が出来てなかった、と言うのが一番近い言葉かもしれません。



ちなみに移植してから判定日まで、特に体調に変化はありませんでした。

ひねり出すなら、トイレが異様に近いことがあったぐらい?

判定日のことより、始めたパートのことが頭の大半を占めてました。

(勤めることになったファミレス、笑うくらい忙しい!必死に仕事覚えて、食らいついてる感じです。勤務日数、時間もあっという間に増えて、ほんまに毎日必死!でも、判定日から自分の気持ちが逸れて良かったのかな、と思います。)




とりあえず、夫にLINEで報告。

夜勤のため家で寝てた夫、


『なにー!どうなんのかなー!とりあえず事故したらあかんでー!』


とよく分からへん返信。

(通院は移植前までは自転車でしたが、移植後はバスで行っています。事故に遭うな、と言いたかったのかな…?)


家に帰ってからも、喜び合うというより、目を見て頷き合う感じでした。

まだ実感がないと言うのもありますが、この先どうなるか分からない、慎重に行こう、とお互いに考えています。


今の時点で、胎嚢確認は終えました。



生まれてくるまで、お腹の中にいてくれますように。生きててくれますように。



最近はそればかり思っています。