「光る君へ」の「誰か気にしてるかな」な話 | こっちのkinocoのブログ

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思いついたことを
ぼちぼちと・・・

大河ドラマ「光る君へ」も第3回になって、トンデモナイ設定にもだいぶ慣れて来ましたが・・・

相方曰く、これはもう「大石静ワールド」なんだそうで、この先着いていけるかどうか、ちと不安です(^_^;A

さて「今回の源氏物語」ですが(^0^;)
藤原公任、斉信、道長の3貴公子の宿直シーンが、源氏物語「箒木」の「雨夜の品定め」と重なっていて、わかりやすかったですね(^^♪

公任が恋文をざらっと出してくる場面もありましたが、サスガはNHKで突っ込んだ話にはならず、面白くなかった方もおられるようで(^_^;)

この写真の恋文ですが、木や花の枝に結んで贈る物だったようで、公任はそれを外して持ち歩いてたんでしょうか。

で、この場面では、斉信と道長が囲碁に興じてましたが、これは今も変わらないのかな

私、囲碁を知らないのでなんとも言えませんが、奈良時代から盛んで、正倉院にも碁盤が伝わってますね。

一方、まひろはいきなり倫子と顔を合せる事になり、「偏継ぎ」をやってましたね。

ドラマでは漢字の旁(つくり)を見せて、それと合せて漢字が出来る偏のカードをカルタのように取ってました。

まひろが一人勝ちして、空気読めないトコロを見せるシーンでしたが(^_^;A
(ま、これまで、こんなふうに他人とゲームすることがなかったんでしょうね)

でも実際は、この「偏継ぎ」のルールもはっきりわかってなくて
・偏または旁を隠して文字を当てる
・ある偏または旁のつく漢字の知ってる数を競う
・偏と旁を合せて読みを答える
などの説があるようです。
ドラマでは、これらを合せてビジュアル的にも面白いルールを採用したんでしょうね(^^ゞ

ちなみに、これは以前に風俗博物館に展示されていた「偏継ぎ」でカードに色が付いています。

色合わせで漢字が出来るわけではなさそうですが、子供もやっていたゲームらしいので、何かしら色でわかりやすくする工夫があったのかもしれません。

では最後にまた「誰も気にしてないだろう」話で(^0^;A
今回もお菓子が登場してましたね。

未来の一条天皇とその后になる定子が仲良く遊んでいる場面、後にちらっと見えるのは、米粉を油で揚げた唐菓子のようです。

この系統のお菓子は今もあって、有名なのは亀屋清永の「清浄歓喜団」(写真はお店のHPからお借りしました)

私も一度食べたことがありますが、不思議なお味でしたね(^~^ゞ