突然ですが、今日は駅弁のお話(^_^;)
かつて、京都駅の駅弁といえば「萩乃家」に決まってました。
ところが、いつの間にやら「萩乃家」が京都駅から消えてしまっているのに気が付いたのが数年前。
真相はわかりませんが、JR子会社の弁当屋優先方針のため撤退を余儀なくされたというのが定説のようですね。悪く言えば追い出されたという事・・・
結果、京都駅から「京都の駅弁」といえるものは無くなりました。
2010年のことだったようです。
京都に居ながら気が付かなかったとは迂闊なことですが、ふだんは京都駅を利用しないのと、旅行といえば車ばかりになって、地元の駅弁の事を気にしてなかったんですね。
今でも「萩乃家」自体は京都駅前に健在で、前日予約すれば、かつての駅弁と同じ弁当を買うことはできるようですが、駅弁の手軽さはなくなってしまいました。
おかしな話で、無くなってしまうと食べたくなって来て、いつか予約して食べてみようと思いつつ月日は過ぎ・・・(;^_^A
そのうちネットで、幕の内弁当なら予約なしで買えると知り、ようやくチャンス到来。
それが、この弁当「御料理折詰」です。(前置きが長かった・・・)(^o^;)
買ったのは京阪電車・三条京阪駅構内のコンビニ(他に出町柳駅でも購入できるとのこと)
木の折に紙の包み紙を紙紐で十文字にしばられた、これが、今時のコンビニ弁当と一緒に売られてました。
レトロな外観ですが、レトロというと見てくれだけとか、懐古趣味にひたってるだけのように思われそうなので、「昔ながら」と言うのが良さそうです。
その「昔ながら」の中身を見てみましょう。
胡麻かけ俵形御飯に、おかずは、ミンチカツ・筍煮物・鮭塩焼・蒲鉾・蕗煮物・高野豆腐・小芋煮物・出汁巻玉子・金時豆・漬物。
魚形の醤油さしまで入って、「正しい幕の内弁当」と命名したくなるくらい「昔ながら」の内容です。
そしてふたを開けた時の木の弁当独特のいい香り(*^o^*)
長らく忘れていた感覚がよみがえって来て、食欲がそそられました。
おかず部分の写真。
地味だし、はっきり言って、飛びぬけて美味しいという物はひとつもないんです。
でも、食べてみての満足感は、ひとつひとつが普通に美味しく全体のバランスがとれてるからでしょうか・・・
何か目玉料理を入れて、後は手を抜くような弁当の作り方とは根本的に違う気がします。
もひとつ書いておきたいのは、冷めて食べて美味しいことを考えて作られているように思えること。
これは、料理屋さんの折詰弁当と同じ考え方ですね。
持ち帰った包み紙。
しかし、中身といい、この包み紙といい、今時の弁当と並べるてみると異質ですね。
駅弁売場から追い出されるというのも、悲しい時代の流れなのかもしれません。



