約定日 |
銘柄 |
取引 |
約定数量 |
受渡日 |
22/08/10 |
メルカリ |
株式現物買 |
100 |
22/08/15 197,800 |
<メルカリ 購入について>
当社はネット上でのフリーマーケットサービス運営会社。
株価の下落が続いていたが、2022年6月23日に安値1,850円をつけてからは徐々に回復してきていた。
今回の下げは機関投資家などによるふるい落とし(ダマシ)ではないかと思い、購入に踏み切った。
8月10日、単価1,978円で100株購入。
<株価・チャートについて>
(1)長期で見ると2021年11月22日に高値7,390円を付けたのち、決算内容の悪さから暴落。
下げ続けていたが、2022年6月23日に安値1,850円をつけてからは徐々に回復してきていた。
(2)8月10日、他のグロース株も含め一気に売られ2,000円を割り込んでいたが、上昇トレンドになってからの下げは機関投資家などによるふるい落とし(ダマシ)のケースが多く、すぐに戻っていくのではないかと思い購入。
結果的にはうまくいった。
その後大きく上がったものの、現在はやや下落している。
<事業内容・財務等について>
(1)アプリ「メルカリ」によりフリーマーケットサービスを運営。フリーマーケットの規模としては日本最大。
競合としてはAmazonマーケットプレイス、ヤフーオークション、ジモティーなどだが、差別化はできており、競争でも優位に立っていると思う。
(2)2021年末頃からカードの不正利用やフィッシング被害が増加。メルカリ事業で10億円、メルペイ事業で6億円、合計16億円を補填金として計上。(2022年6月期第3四半期の決算説明資料)
(3)2022年6月期決算の内容は良くない。
・売上高:1470億4900万円(前年比+38.6%)
・営業利益:−37億1500万円(前年51億8400万円)
・経常利益:−38億9600万円(前年49億7500万円)
・親会社株主に帰属する当期純利益:−75億6900万円(前年57億2000万円)
・自己資本比率:10.8%(連結)
売上が38.6%増えて赤字という事は儲けの仕組みに問題があるという事で、厳しい。
不正利用補填金のほか、宣伝・広告費の増加などが要因との事。
<個人的な見解>
財務内容が良くない。これでは株価急落したのもうなずける。
ネット関係のビジネスは宣伝がものをいうので、広告宣伝費が必要なのはわかるが、コロナの在宅で売上が伸びたのに赤字なのは問題である。
不正利用の問題もそうだが、当社は新しいことに挑戦する姿勢は買うのだが、詰めが若干甘い印象がある。
自己資本比率も、そろそろ不安なところに来ている。
ただ、日本国内では既に業界第一位となっており、Amazonマーケットプレイス以外には負けないだろう。
やっている事のニーズはあると思うし、ユーザーも増えていくのではないか。
今後の業績回復に期待したい。
<今後のトレードプランについて>
エントリーは良い位置でとれたと思う。
高値は7,390円まで行った株である。今後の業績も見ないといけないが、目標株価は4,000円としたい。