2021/03/11(買い) | |||||||
特定 | (株)アトム [東]7412 |
株式 | 現物 | 買 | 500株 | 780円 | 390,629円 |
<(株)アトム 購入理由>
当社は外食チェーン。コロワイドの子会社。宮ステーキ、カルビ大将などを運営している。
3月2日時点で株価が高値984円あったのだが、親会社のコロワイドが保有株の大量放出(2,300万株の売り出し)を発表、その影響で暴落した。
当社の優待は500株で2万円分のポイントとなるため、株価800円で優待利率は5%となる。
どこで購入に踏み切るか迷ったが、780円の時点で購入した。
<株価チャートについて>
(1)ここ2年間を見てみると、コロナ前は1000円台であったが、コロナの影響で暴落。
当社の株価は割と値動きがある。コロナ後は基本800円~900円であったが、コロナショックの際に700円前後、昨年7月31日の第2波暴落の際に740円前後となっており、定期的に暴落している印象。
今回も750円ごろまで様子を見るべきかとも思ったが、値下がりする保証もないため飛びついた。
(2)2,300万株の売り出しは大きかった。売り出し価格は762円であり、その後の下落を考えるともう少し待つべきであったと言える。
結果論であるが…。
<事業内容について>
(1)コロワイドグループの中核企業。主なブランドは下記の通り。
・回転ずし「にぎりの徳兵衛」「海鮮アトム」
・焼肉屋「カルビ大将」「がんこ炎」、ステーキハンバーグ「ステーキ宮」「桜」、和風「かつ時」
・居酒屋「寧々家」「いろはにほへと」「暖や」「甘太郎」、
・カラオケ&パーティー「時遊館」
(2)上記ブランドの中で有名なのはやはり「宮ステーキ」だろう。
ファミレスと比べると値段は高めだが、ランチは比較的安い。
ドリンクバー、スープバーへも力を入れている印象。
(2)「カルビ大将」もお肉の質がよく、サイドメニューも充実している。
ただ、値段の割に、食べ放題の時間が短いのが若干不満である。(個人の感想です)
<財務内容について>
(1)自己資本比率は前期時点で48.5%。まあまあ良い。
(2)今期第3四半期の報告書を見ると、売り上げが前期同時点で380億だったのが244億になっている。64%程度でありかなり厳しい。
コロナの影響は多大であるといえる。
(3)短期借入金を37億調達しており、流動負債とともに現預金も増加している。
先を見た対応であり、当方は評価する。
<親会社コロワイドの事業・財務内容について>
当社はコロワイドの子会社のため、コロワイドの事業・財務内容も見る必要があるだろう。
(1)自己資本比率は前期時点で10%。
良くない。これは株式放出をする気持ちもわかる。
(2)グループ事業はほぼ飲食であり、コロナの影響は多大である。
(3)セグメントの売上収益を見ると、アトムも苦戦しているが、レインズインターナショナルやカッパ・クリエイトも軒並み苦戦している。
特にレインズのコロナでの落ち込みは大きい。
(4)株価は上昇傾向。直近ではちょっと下がっているが…。
機関投資家さんたちは、当方の見えない優位性をみているということか。アフターコロナ後の回復を見越しているのかもしれない。
<今後のトレードプランについて>
最初は株価が戻ると思って購入したが、最近の下がり方を見ると自信がなくなってきた。
少なくとも850円までは戻ると思うのだが…。しばらくは様子見で行きたい。