2021年01月13日

コシダカHD

2157 SOR-東証

非税

株式

株式現物買
普通預り

 

100株
400

 

40,000

   
 
前回の昨年まとめなどで、チャート第一で成長株など値上がりが見込める株を買っていくと書いたが、年末から新年の株価上昇で、この値段から成長株に手を出してもリスクばかり高いしなあ…と思い、特にNISA口座については配当、優待狙いの割安株の長期投資に戻すことにした。
(特定口座は引き続き成長株投資や、テクニカル主体の短期トレードを中心に行う。)
 
昨年はトレードプランや分析が薄く、株価が下がった時に狼狽売りをして損切り貧乏になっていたので、本年は長期投資についてはファンダメンタルズ分析も行い、含み損にも耐えうる分析を行っていきたい。あまり耐えたくないけど。
 
 
<コシダカHD 購入理由>
当社はカラオケ事業(カラオケまねきねこ)と温浴事業(まねきの湯)を主事業としている。
(フィットネス事業としてカーブスも行っていたが、スピンオフにより別会社になり現在資本関係なし)
 
株主優待では100株で2,000円分、長期保有3年以降になると倍の4,000円分の、カラオケと銭湯で使える優待券がもらえる。
1株400円(100株40,000円)で購入の場合、それぞれ優待利率については5%、10%となる。
現状コロナの影響であまり期待できないが、優待の他に配当金の上乗せもあることから、400円で指値をしていたところ刺さり、購入した。
 
 
<テクニカル>
株価は2020年2月からの暴落以降は、下値切り上がりの三角持ち合い(トライアングルフォーメーション)に入っているように見える。
短期トレードであればブレイクアウトが起きるまで様子を見る局面かもしれないが、今回は優待目当ての長期投資なので気にせず行く。
 
 
<決算内容、事業内容等>
1,当社は2020年2月末にフィットネス事業のカーブスを切り離し別会社として上場した。当時カーブス分がなくなったことから株価は暴落している。(無論昨年3月のコロナショックによる株価暴落も影響している。)
カーブス分がなくなっているため、2020年2月前と3月以降では全く別の会社としてとらえる必要がある。
 
2,当社事業のカラオケ(カラオケまねきねこ)、銭湯(まねきの湯)ともにコロナの影響は多大である。今回配当金の減配(予定配当12円→3円)により株価が下がったが、この先は配当金ゼロもあり得る。
ただ、材料費や手間がかかる飲食業などと違い、カラオケ、銭湯ともに客が来たからといって材料費や手間はそれほどかからないように思える。優待の廃止リスクは低いと思われる。
 
3,主力のカラオケについては507店舗を運営。都心部は駅前の一等地、逆に地方は駐車場があるところに店舗を構えている。
場所のほか、価格についても同業他社に比べ優位性がある。
住んでいる近くにも店舗はあり、優待券も使いやすそうである。
 
4,銭湯については5店舗を運営。東京都江戸川区に健康ランドが1店舗、地方にスーパー銭湯が4店舗となっている。
同業他社と比べても、内容の割に価格は安めである。残念ながら住んでいる近くにはないが…。
 
5,自己資本比率は、前々期2019年8月で44.1%、前期2020年8月で51.4%とコロナ禍にも関わらず上昇している。
カーブスの別会社化の際に、カーブス分の負債を向こうに着けたことによる負債の減少があったのだと思われる。
昨今のコロナの影響で、飲食業は上場企業でも自己資本比率10%以下の企業がある中、正直これはかなり良い。
前期時点の純資産229億、コロナが続いてもそう簡単にはつぶれないだろう。
 
 
<結論と今後のトレードプラン>
たとえコロナの影響で配当がゼロになろうが、長期優待利回り10%は破格である。
財務内容も良好、カラオケも銭湯も好きだし、カラオケか、まねきねこに飽きるまでは保有し続けたい。
カラオケに飽きる頃には、きっとコロナも終わって株価も配当金も戻っているでしょう。
とりあえず、NISA口座の非課税期間は5年あるので、ホールドして非課税期間終了前に保有を継続するかを改めて検討したいと思う。