それは高校2年生の時だった。
 
 
初めて本気で好きになった人は同性のバスケ部の先輩だった。
 
 
 
 
 
ほんわかした雰囲気で、笑顔が可愛くて、居るだけで周りを優しい雰囲気で包み込んでしまうような人だった。
 
 
 
 
 
先輩はレギュラーではなく補欠で、
 
 
でも後輩たちのことを全力でサポートし、応援してくれていた。
 
 
 
 
 
私は先輩にカッコいいと思われたい、
見ていて欲しい一心で、
 
 
その気持ちだけで頑張れた(笑)
 
 
 
 
 
それに学校には先輩に会いたくて行っていたようなものだった。←え
 
 
 
 
 
いつも目で追ってしまう。
探してしまう。
 
 
 
会えるだけで心の中が満たされた。
 
 
 
 
もうこれは『恋』と認識するしかなかった。
 
 
 
 
 
でも周りにはそんなこと相談できる人も居なくて、
 
 
 
必死で普通を装って、そんな自分をひたすら隠して過ごす日々だった。
 
 
 
 
きつかったな。
 
 
 
 
 
先輩と手紙のやり取りをしていたある時、手紙の中で冗談っぽく
 
 
「私、あいみのこと死ぬほど好きだけど、レズじゃないからね!(笑)」
 
 
って書いてあって、
心が張り裂けそうだった。
 
 
 
 
 
 
私は傷付いた心を笑ってごまかして、
やり過ごすしかなかった。
 
 
 
 
 
手紙で先輩の恋愛相談を聞くのは本当に辛かった。
 
 
 
 
 
でも落ち込んだり、悲しそうにしてる顔を見るのも苦しかった。
 
 
 
 
 
彼氏ができてしまった時は、消えてしまいたかった。
 
 
 
 
今振り返ると、
10代というまだ未熟な心で、
 
 
よくそんなにも自分の気持ちや感情を何もかも隠して押し殺して生きてこれたな〜〜と思う。
 
 
 
 
 
 
普通の恋ができるみんながとてつもなく羨ましかった。
 
 
 
 
 
事実を歪めることなく恋バナができるみんなが、
 
 
 
堂々とオープンに恋愛ができるみんなが羨ましかった。
 
 
 
 
 
私は大好きな人と結ばれて、相思相愛で幸せになれる自分の姿なんて、
 
 
 
その頃は想像すらできなかった。
 
 
 
 
 
 
引かれること、嫌われることが恐ろしくて、何もできなかった。
 
 
 
 
 
もう一度戻れるなら、気持ちだけでも伝えたかった。
 
 
 
それが学生の頃の唯一の心残り。
 
 
 
 
 
 
自分の素直な想いを伝えておけば、
 
 
結果がダメでもスッキリしていたのかもしれない。
 
 
 
 
今でもふと先輩のことを思い出すことがある。
 
 
 
 
 
元気にしてるかな?
 
 
 
 
相変わらず、優しい笑顔で周りを照らしてあげてるのかなって。
 
 
 
 
 
 
先輩、、、
 
『高校の頃、大好きでした!^^』
 
 
 
 
一緒に居られて、楽しい時間を過ごすことができて、たくさん笑い合えて、
 
 
とーーーっても幸せでした。
 
 
 
 
 
 
あざぁぁーーーーす(笑)
 
 
 
 
そして世界一、お幸せにぃ〜〜〜❤
 
 
 
 
 
 
 
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